アンソロピックは6日、スペースXとの提携を発表した。スペースXからスーパーコンピューター(スパコン)の計算能力の提供を受ける。あわせて、クロードコードの5時間ごとの利用可能量を有料プランで2倍に拡張した。また、プロプランとマックスプランでは、混雑時に利用制限を厳しくする措置を廃止した。これらの上限緩和はすでに始まっている。
クロードはサービスの利用が拡大しており、計算資源の確保が課題になっている。利用が広がるエージェント機能は、長いファイルの読み込みやコマンドの実行を繰り返すため、通常のチャットよりもトークン消費量が多くなりやすい。
スペースXから提供を受けるスパコン「コロッサス1」は、AIの計算処理のための設備として世界最大級の規模を持つ。2月にスペースXに買収されたxAIが整備を進めてきた。
5時間ごとの利用可能量が2倍になるのは①月20ドルのプロ②月100ドルからのマックス③法人向けのチーム④大企業向けで利用者ごとに契約するエンタープライズプランの4種類。一方で1週間ごとの利用上限は据え置かれたとみられる。
アンソロピックは、今回新たに計算資源を得たことがクロードのプロ・マックス両プランの利用可能量増加に直接つながったとしている。
最上位のオーパスモデルのAPI利用上限も大きく引き上げた。高性能なモデルを開発者が自分のサービスに組み込みやすくする。
クロードは競合のチャットGPTやジェミニと比べ、コーディング性能や自然な日本語出力に強みがあるとされる。しかし他社と比べて利用可能量が少ない。非エンジニアにとっては月100ドルのマックスプランは「高級品」だ。今回の容量倍増がどのような新規客の獲得につながるかが注目される。
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