作曲
作曲やりたいけど出来ないって藻掻いている人が多い
というわけで、作曲のために必要なことを取りまとめます。
結局は音を扱うということ
4オクターブ目のラの音は、440Hz
(自然Aは432Hzで、441や442を使う場合もありますが…)
このラ(A)の音が調律に使われる音でもあるので、基準となっています。
整数倍の周波数が持つ特性
整数倍の周波数の音は、基準となる音に対して、以下の関係を持ちます。
- 共振増幅(ハウリング)
- フィルター
例えば、440Hz と 880Hz の音が同時に発声された場合…
もし他のエネルギーに変わらないと仮定すれば、勝手に増幅して鳴り止みません。
これが、「響き」の正体です。
なお、例のような2倍などの偶数倍は、オクターブの上下になっています。
周波数が位相の場合は、打ち消し合う関係性になります。
位相によるフィルターはノイズキャンセリングにも応用されています。
他にも、エフェクターによる人為的なフィルターもあります。
どちらも、音に関してとても重要な物理学的な反応です。
大切なのは奇数倍
実は、整数倍の音は、上のような特性が壊れません。
なのでそれは、奇数倍(3倍,5倍など)でも関係が壊れません。
実は、周波数を3倍ずつ上げていくだけで、全ての音階(12音階)が出てきます。
なので、その関係性を円として図示したものも存在するぐらい、この関係性は大事です。
気になった方は、4度圏、5度圏 という単語で調べて見てください。
次回
調(キー)についてお話します。