7
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Milkcocoaとenebularの関係

Last updated at Posted at 2016-12-06

こんにちは、今年からMilkcocoaを運営している緑のカブトムシウフルの古城です。

今回は普通にMilkcocoaとenebularをどのように組み合わせて使うと良いのかを書こう...と思ってたら既に部谷さんがenebularの方で書いちゃったみたいなんで、こういうことなんですね。はい。

なので急遽Milkcocoaとenebularの歴史を振り返ります。

...と言ってもほとんど
「MilkcocoaでエンタープライズのIoTに化学反応を起こしたい!」ウフルによるMilkcocoa買収の舞台裏をお聞きしました(なぜか記事では私がタメ語キャラ)で語ってしまってます...

ので、ここに載っていない部分を書きます!

リリース

Webアーカイブでリリース当時のトップページとか見るのって楽しいですよね。例えばcookpadとか(なんか犬?のコックさんかわいい)

image

Milkcocoaとenebularも見てみます。

  • Milkcococaのβリリースは2014年8月10日

image

  • enebularのβリリースは2014年11月22日(新月)

image

enebularは得体の知れない何かですね。

しかし、意外と4ヶ月くらしか差がないんですね。おかしいなー。私がMilkcocoaを知ったのはもっと前な気がするんだけど...

私がMilkcocoaを知るきっかけ

私がMilkcocoaを知るきっかけになったBaaS調査官(当時)のマッシュマトリックス冨田さんのスライドを見返すと...ない。本当にない。何か勘違いしているんだろうけど原因が解らないと眠れない性質なのでしつこく調べたらtogetterがありました。

これはSalesforceのDreamforceという年次イベントのtogetterですが、冨田さんのつぶやきを見るにSalesforceが2012年に買収したリアルタイムBaaSであるGoInstantの2014年8月でのサービス終了を惜しむ内容です。

MilkcocoaとGoInstantが記憶の中でごっちゃになってましたね、これは...

リアルタイムBaaSの可能性

私も2014年1月にGoInstant+WebRTCでビデオ会議グローバルアクションを作ってみたとか書いたり、実際にエンタープライズの顧客にデモを見せて案件化したりしていたので、実はこの頃からリアルタイムBaaSは充分ビジネスになると体感していました。

ただ、エンドユーザから見たら自分が使ってるサービスのバックエンドがBaaSかどうかは正直関係ないことも同時に体感していましたので、恐らくBaaSを使って開発効率を上げていくこと、端的に言うと開発スピードが上がる価値をエンドユーザに解りやすい価値に変換すれば良いのだと思っていました。

その答えの1つが当時いくつか手がけていたIoT案件のPoCのTrial and Errorのサイクルを早く回すことでした。その手段を考えてた時にMQTT Meetup Tokyo 2014.08のIBM鈴木さんのプレゼンでNode-REDを知って「これなら数ヶ月でサービス化できる」と思って始めたのがenebularです。

enebularをはじめてからアライアンス活動

それからenebularの運用と既存パートナーのノードを作りつつ、メッセージブローカの調査もしてたんですが、海外サービスは既に誰かがノード作っている感じだったので、enebularと時雨堂さんのSangoでMQTTを気軽に試すとかやりながら国産サービスを吟味してました。

あとは2015年5月のバックエンド自動化APIのMilkcocoaがバージョンアップ、IoT/M2Mとの親和性やユーザ認証連携機能を強化から、Milkcocoaに再度注目して冨田さん経由で川野さんに連絡した次第っす!

コミュニティについて

上記の通り、何も示し合わせていないのに @n0bisuke さんのMilkcocoaのこれからと同様「もの作りを簡単に早く作れるようにしたい」という目指すところは全く一緒なんですね。なので今後もコミュニティ運営は「何も変わらず」です。

ただ、あまりにも変わらず過ぎて、逆に顔が見えなくて怖い感じがあるんじゃないかとも思いましたので、IoTLTなども含めですがウフルでイベントを開催していただくことで少しづつ交流を増やしていくことができたんじゃないかと思います。

また、こういったエントリを通じて何を考えてどうしたい人たちなのかというのも少しでも伝われば良いなーと思ってます。

正直、元々デベロッパーコミュニティの運営は慣れていません。自由な社風なんで自社サービスのイベントだから強制参加な!みたいなことも言いません(会場運営チームの人は別)イベントで交流いただいてるウフルのメンバーはみんな個人的にそういった活動が好きな人たちなんです。

えー、なので結局何も変わらずなんですが...今度MilkcocoaとenebularのステッカーとTシャツ作ろうと思ってますー!

7
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?