Github Copilot Extensions という Copilot の拡張機能が public beta として出てきておりそこに New Relic も対応しておりどういったものかを触ってみたので共有します。
New Relic Copilot Extension について
できることは Github のページを参照してもらえるとわかりますがざっくり以下です
- Copilot Chat に対して @newrelic としてから質問をすると New Relic の Agent をバイパスして New Relic AI と対話ができるようになる
- New Relicでシステムを可視化するための方法を問い合わせることができる
- New Relicのさまざまなプラットフォーム機能のナビゲーション方法について学べる(ここの使い方がまだよくわからなかった)
将来的にはテレメトリデータを参照してシステム改善のための提案などの機能を実装する予定もあるそうです。
https://github.com/marketplace/newrelic-copilot-extension
説明はこれくらいにして早速連携をしてみます。
連携方法
連携方法は簡単で Github の Marketplace からNew Relic Copilot Extensionを有効化します。
Github Copilot のライセンスが必要になるのでライセンスが無い場合は有効化などをしておきましょう。Organization で利用したい場合は管理者による有効化が必要になります。
New Relicの拡張機能を利用することによる追加のコストはかからないのでご安心ください
VS Code でCopilot Chat を立ち上げる
今回は VS Code を利用します。筆者は普段、 Jetbrains 製品信者ですが今回は Jetbarains 製品では利用できなかったので VS Code で連携を実施します。
VS Code で Copilot Chat を立ち上げて @newrelic をつけてみて適当な言葉を入力します。
すると New Relic への認証の画面を求められるのでそのまま進んで認証を進めましょう。認証が完了すると Chat 側で対話ができるようになります。
同じ hello という問いかけをしても返事が変わっていることがわかります。
問い合わせてみる
実際に連携もできたので問い合わせてみます
Go Agent の連携方法について聞いてみました
見切れていますが連携後のガイダンスについても紹介してくれています
日本語で聞いてみるとどうなるか確認してみましたが英語で返答がきました、残念
しつこく日本語でと命令してみましたがダメでした
コード行数を指定して実装方法を聞いてみましたが明確に言語などを伝えないと現状は利用できないように感じました。
明確に Go 言語でと指定をします
実際のコードを変更してくれるわけではないのでこの辺りは純粋に Copilot に任せるのも一つかもしれません
内容としては以上になります。
Github Copilot を通してなおかつ様々なAIプロダクトに対して問い合わせができるのは非常に魅力的に感じて将来的なテレメトリデータからの改善まで生成AIが助けてくれると非常に開発を助けてくれそうです。
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