TouchDesigner を使う上で必ず使用するオペレータ
1種類ごとに機能を持ち、組み合わせていくことで制作・開発を進めていくかと思います。
ただオペレータで操作するのはそれぞれの入出力とパラメータ、あとはプレビューくらいで、それ以外の機能はあまり使われているのを見たことがありません。
そこで、今回はオペレータのあまり使われていないけど便利な機能を紹介していきたいと思います。
タグ
上記の画像の赤丸のアイコンを押して、タグを追加できます
(残念ながらほかのオペレータで使っているタグが候補で出てきたりする機能は無いです、、)
# 取得
op('').tags
# 上書き
op('').tags = ['effect', 'image filter']
# 追加
op('').tags.add('darken')
ただ、タグはパラメータの上の部分に表示されるだけなのでとても見づらく、一見便利じゃなさそうですが、
COMP のfindChildren()
やOP Find DATと組み合わせることで実力を発揮します
例えば、画像で使用するmoviefileinTOP
にimage
というタグを付けたとします。
OP Find DAT
のLimit Max DepathをOffにして、Tagsのパラメータをimage
に変更すると、特定の階層下にあるimage
タグのついたオペレータを検索することができます
使用例
起動時や特定のタイミングで初期化処理を行いたい場合
初期化を行うスクリプトの書かれたTextDATなどにinit
のタグを付加
OP Find DAT でinit
タグを検索(上記参照)
for i in range(1, op('opfind1').numRows):
op(op('opfind1')[i, 'path']).run()
これでinit_all.py
を実行するだけですべての初期化スクリプトを実行させることができます!
コメント
タグと同様にパラメータウィンドウの上のアイコンからコメントを付けます
コメントがつくと、オペレータの右上にふきだしマークが出て、それをクリックするとミドルクリックをした時と同様にオペレータのインフォが表示されます。
コメントもタグと同様にOP Find DATなどで検索を行えます。
# 取得
op('').comment
# 書き込み
op('').comment = 'コメントだよー'
使用例
カラー
オペレータの箱事態に色を付けることができます
(左:黄色、右:デフォルト)
エディタ上でc
を押すと左下にカラーパレットが表示されます。
色の付けたいオペレータを選択してからパレットの任意の色をクリックすることでオペレータに色を付けることができます。
# RGB range(0.0~1.0)
# Get
op('').color # -> tuple(r, g, b)
# Set
op('').color = tuple(r, g, b)
パっと見でエディタ上で分かりやすくなる
Help Document & OP Snippets
オペレータを右クリックして、Help...
をクリックするとオペレータのドキュメントが開かれ、Python Help...
をクリックするとそのオペレータのPythonのドキュメントにとびます
パラメータウィンドウの?
アイコンからも飛ぶことができます
Non Default Value
パラメータウィンドウの右上の丸いアイコンをクリックすると、デフォルトでないパラメータのみが表示されます
最後に
なんか短くて申し訳ないです、、
もっと便利なのとか、これはこうやって使うといいよ!みたいなのあったら教えてください!