Tencent Cloud の紹介
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Tencent CloudにはIaaS、Paas、SaaSに別れて、プロダクト数は200以上
下記のようなTencentらしいプロダクトもある- リアルタイム音声ビデオ通信サービス: Tencent Real-Time Communication
- リアルタイムメッセージングサービス: Instant Messaging
- ゲームメディアエンジン: Game Multimedia Engine
GMEの詳細に関しては下記のQiita記事にてご確認ください
【ゲームの音声機能開発にめっちゃ便利なサービス - Game Multimedia Engine(GME)】
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アカウントは下記2種類
振り返り
下記、今まで紹介した Tencent & Tencent Cloudに関する情報になります
- ゲームの音声機能開発にめっちゃ便利なサービス - Game Multimedia Engine(GME)
- ゲームなど中国でプロモーションする際に役に立つTencentのプラットフォーム級(2C)サービス群
今回はTencent Cloudのグローバルネットワークソリューションをご紹介します
Tencent Cloud のグローバルネットワークソリューション
グローバル範囲でゲームなどのサービスを展開する際に、
(特に国を跨いだ場合の)ネットワークレイテンシーの課題を直面するかもしれない
国際通信において、Tencent Cloud には下記挙げたようプロダクトを提供している
上記のプロダクトの利用を検討される場合は、公式ページにてお問い合わせ
Anycast Internet Acceleration, AIA
- グローバルIPの一種、AyncastIPとも呼ばれている
- Tencent Cloud のグルーバルインフラを利用し、Anycast方式で同じIPを様々な地域にルーティング
- L3レイヤーでネットワークの品質の改善:パケットロス約50%削減、 レイテンシー約35%改善
- 仮想サーバーCVM、ロードバランサーCLBに紐づいて利用
- End Userはインタネット経由で自分と一番近いTentcent CloudのPOPにアクセスした後、イントラネットでサーバーへアクセス
AIAの利用シナリオ
ゲームサーバーなどはすべてシンガポールRegionに配置し、
グローバルに分散にしているプレヤーは同じAnycastIPにアクセスし、ゲームをプレー
Global Application Acceleration Platform, GAAP
- Tencent Cloud のグルーバルインフラを利用し、リージョン間のみ高速な専用線トンネルを提供
- L4(TCP, UDP), L7(HTTP, HTTPS)をサポート
- Tencent Cloud以外のプラットフォーム上で構築されているシステムも利用可能
- 利用方式は下記の3種類
- VIP + Port
- URL + Port
- CNAME
GAAPの利用シナリオ
アメリカにいるUserはSilicon ValleyとHong Kongの間のGAAP専用線トンネル経由でHong Kong Regionに配置されているサーバーへアクセス
- User <---> Silicon Valley, Hong Kong <---> サーバー はインタネット通信
- Silicon Valley <---> Hong Kong はGAAP専用線トンネル通信
Cloud Connect Network, CCN
- Tencnet CloudのVPCとIDC, VPCVPCの間のネットワーク接続サービス
- 20+ Regionをカバー, 100+ Gbpsの帯域幅, 99.99% の高可用性
- 簡単な操作で、Region間のイントラネット接続ができる
CCNの利用シナリオ
グローバル範囲でオンライン教育を提供しているユーザー企業はリージョン間通信 CCN で行われる
- アメリカ北部にいる教師がアメリカ北部にあるVPCにアクセスし、授業を行う
- 中国広州にいる生徒は中国広州にあるVPCにアクセスし、授業を受ける
- アメリカ北部にあるVPCと中国広州にあるVPCの間は CCN でイントラネット通信
最後
参考リンク
- Anycast Internet Acceleration
- Global Application Acceleration Platform
- Cloud Connect Network
- IP Anycast(アイピーエニーキャスト)
その他