Ubuntu 14.04をインストールしているDell社製のサーバに、管理ツールのOMSAを入れる方法。OMSAを入れるとウェブブラウザからサーバの状態監視やRAID設定の変更などができる。
http://linux.dell.com/repo/community/ubuntu/ に専用のリポジトリがあるので、aptで導入できるが、ちょっと変更しないとログインできない。
- aptにsourceを追加する。
echo 'deb http://linux.dell.com/repo/community/ubuntu trusty openmanage' | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/linux.dell.com.sources.list
- リポジトリの鍵を登録する。
gpg --keyserver pool.sks-keyservers.net --recv-key 1285491434D8786F
gpg -a --export 1285491434D8786F | sudo apt-key add -
- aptを更新する。
sudo apt-get update
- パッケージをインストールする。個別でも良いが、全部入れれば良さそう。
sudo apt-get install srvadmin-all
- 起動させる前に、/etc/init.d/dsm_om_connsvc の以下の部分を変更する。変更しないと、ウェブUIにログインページは表示されるけど、ログインするとサービスが落ちてしまう。
START_DAEMON ${PROGRAM_DAEMON} -run
を
START_DAEMON ${PROGRAM_DAEMON} -clrun >/dev/null 2>&1 &
に書き換える。 - ウェブUIにroot以外でアクセスしたい場合は、/opt/dell/srvadmin/etc/omarolemap に以下のようにして管理ユーザを追加する。
john * Administrator
- サービスを起動させる。
sudo service dataeng start
sudo service dsm_om_connsvc start
- ブラウザで、サーバの1311ポートにアクセスする。URLは、オレオレSSL認証で、 https://server_ip_or_host:1311/ 。rootでログインできるが、別のログインユーザを使いたい場合は、6でユーザを追加する。
リポジトリのページには、OS起動時にサービスを起動させる方法なども載っている。
参考ページ