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Seeed Studio XIAO ESP32C3をさっそく試してみた

Last updated at Posted at 2022-08-18

Seeed社のXIAOシリーズにESP32C3のタイプが販売されたので、スイッチサイエンスより購入してさっそく動かしてみました。

※秋月電子通商でも入荷した様です。
Seeed Studio XIAO ESP32C3

パッケージには、本体(技適マーク付き)とアンテナが付属しています。
他のXIAOシリーズと同様に小型で親指サイズです。
image.png

裏には、JTAGデバッグ用とバッテリーを接続するためのPADがあります。
image.png

USB Type-CケーブルでPCに接続すると仮想シリアルポートとして認識されます。

Arduino IDEの設定

Arduino IDEで使うのは簡単です。オフィシャルにもセットアップが書いてありますが、一応手順は以下のとおりです。

1.Arduino IDEのファイル⇒環境設定⇒追加のボードマネージャのURLに以下を追記
https://raw.githubusercontent.com/espressif/arduino-esp32/gh-pages/package_esp32_dev_index.json

image.png

2.ツール⇒ボード⇒ボードマネージャで「esp32」を検索し、esp32をインストール(もしくは最新にアップデート)
image.png

3.ツール⇒ボード⇒ESP32 Arduino⇒XIAO_ESP32C3を選択
image.png

4.XIAO ESP32C3をPCに接続し、ツール⇒シリアルポートで、シリアルポートを選択

動かしてみる

さてLチカ!と思ったらXIAO ESP32C3上にはLEDが実装されていません。
基板上のLEDはバッテリーチャージ確認用のLEDです。

なので、一旦ボード単体で確認できるWi-Fiスキャンをスケッチを試してみます。
Raspberry Pi Pico WとM5 ATOM Liteの性能比較で、行った内容と同じことをやってみます。
ちなみにXIAO ESP32C3のスペックは以下のとおりです。

項目 XIAO ESP32C3
CPUクロック 160MHz
CPUコア数 1
RAM 400KB
FLASH 4MB
GPIO 11
その他I/F ボタンx1
リセットボタンx1
バッテリーチャージ確認用LED
価格 946円

スケッチは、以前の記事と全く同様のスケッチで試しました。

Wi-Fiを動かすのでアンテナを取り付けました。
このアンテナのコネクタは、そんな耐久性が高くないと思うので、何回もつけたり外したりはしないほうが良いと思います。

image.png

動かした結果

特に問題なく動きました。
image.png

ちなみに以前のと合わせて消費電流は以下のようになってます。
image.png

だいたい予想通りで、Raspberry Pi Pico Wよりは多く、M5ATOM Liteよりは少ないという感じです。

最後に

Seeed Studio XIAO ESP32C3はXIAOシリーズということで、XIAOシリーズ用の拡張ボードが使用できます。

ピンヘッダさえハンダ付けしてしまえば、拡張ボードで、Groveモジュールを繋げて手軽に実験ができます。
image.png
小型でバッテリー駆動もやりやすいと思うので、そういったものを作る際には活用できそうですね。

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