[Lightning Network] bitcoind/lightningd をインストールする

Ubuntu 16.04 を使用する。

下準備

testnet の場合 8332 ポート、mainnetの場合 18332 ポートを開放。加えて、ライトニング用に 9735 ポートも開放。

bitcoind のインストール

公式サイトを参照すれば簡単にインストール可能。

# Press [ENTER] と言われるのでEnterを推してから次の行のコマンドへ
sudo apt-add-repository ppa:bitcoin/bitcoin

# 最新版にする
sudo apt update

# CUIを入れる
sudo apt install -y bitcoind

なんとこれだけ。ソースからビルドするのとは大違い。~/.bitcoin/にインストールされるので、細かい設定をしたい場合はbitcoin.confをこのフォルダに入れれば良い。

早速入れた bitcoind を起動する。

bitcoind -daemon -testnet # testnet の場合はこちらを実行
bitcoind -daemon          # mainnet の場合はこちらを実行

起動されたかテストを行う。

bitcoin-cli -testnet echo ミドリちゃんかわいい # testnet
bitcoin-cli echo ミドリちゃんかわいい          # mainnet

以下が返ってくれば成功。

[
  "ミドリちゃんかわいい"
]

clightning のインストール

lightning の最も有名な実装としては、lnd と clightning があるが、今回は clightning を用いる。こちらも公式サイトに従ってやればOK。

sudo apt update
sudo apt install -y \
  autoconf automake build-essential git libtool libgmp-dev \
  libsqlite3-dev python python3 net-tools zlib1g-dev
cd ~/
git clone https://github.com/ElementsProject/lightning.git
cd lightning
./configure
make

インストールが終わったら、フォルダを作成してlightningdを立ち上げる。

mkdir ~/.lightning/ # ここにデバッグログや、トランザクションのログが入る

# パスを通す
export PATH=$PATH:~/lightning/lightningd
export PATH=$PATH:~/lightning/cli

# testnetの場合はこちらを実行
lightningd --daemon --testnet --lightning-dir ~/.lightning/ --log-level=debug >> ~/.lightning/debug.log
# mainnetの場合はこちらを実行
lightningd --daemon --mainnet --lightning-dir ~/.lightning/ --log-level=debug >> ~/.lightning/debug.log

以下のコマンドで情報が表示されたら正常に立ち上がっている。

lightning-cli getinfo

ペイメントチャネルをつなぎたい場合、以下のコマンドで接続できる。

lightning-cli connect 02[e-mail]:9735 # 筆者のノードに接続される

他のノードに繋いでみたい方は、こちらで探すとよい。

自分のノードに繋いでもらいたい場合は、lightning-cli getinfoして、id をコピーした上で、繋いでほしい相手に id と IPアドレス、ポート番号（デフォルトは 9735）を伝えればよい。