はじめに
数ヶ月前の話ですが、AWS認定資格の DevOps Engineer - Professional (DOP) に合格しました。
DOPは、SAAやSAPと比べて合格体験記が少ない印象なので、対策におすすめの教材や自分の勉強方法を残しておこうと思います。
しばらくAWSには触れていない自分でしたが、スコアは800点台で合格できているので、それなりに参考になる勉強法なのではと思っております。
対象者
私がDOPを受験する時点で保有していたのは、
- AWS Certified Cloud Practitioner (CLF)
- AWS Certified Developer - Associate (DVA)
の2つになるので、本記事もDVAレベルの知識がある方が主な対象者となります。ご了承ください。
対策におすすめの教材
3つ紹介します。この他にも購入したUdemyの講座がいくつかあったりしますが、正直不要でした(ほとんど見てないです)。
これら3つで対策するのが、最も確実で効率的かと思います。
1. AWS Certified DevOps Engineer Professional 2023 - Hands On!
Udemyの評価がかなり高いので購入しましたが、DOPの出題範囲となっている各サービスをしっかりと網羅しており、講師の方の解説も非常に分りやすかったです。解説の中では、試験で問われやすいポイントについても教えてくれます。
また、ハンズオン形式の動画であり、実際にAWS環境を操作しながら進めてくれるため、内容が頭に入ってきやすい印象を受けました。
私は自分の手は動かさずに視聴しただけなのですが、AWSアカウントを保有している&時間に余裕のある方は、自分で操作を真似てみるとさらに理解が深まると思います。
英語のコンテンツではありますが、日本語の字幕も付けられるのでほとんど気にならなかったです。
2. TechStock(問題集)
2022年の9月に「TechStock」へ名前が変わりましたが、以前は「koiwa club」の問題集と呼ばれてましたね。
言わずと知れた最強の問題集です。問題集は間違いなくこれ一択。CLFやDVAの受験時からお世話になってます。猛プッシュしてますが、私は決してTechStockの回し者ではありません。
Udemyで販売されている問題集も、過去CLFやDVAの対策をした際にいくつか解いた経験がありますが、TechStockで扱われている問題の方が圧倒的に本番に近い印象です。今回のDOP対策で活用した問題集はこれ1つでした。
試験当日は、TechStockの類似問題が体感3〜4割ほど(全く同じ問題も数問)出題されましたし、対策としてこの問題集を使わないのは舐めプなんじゃないかってくらい良い教材だと思ってます。
3. AWS公式 模擬試験
2年ほど前までは有料だったAWS公式の模擬試験ですが、今では無料で受験できます。
模擬試験は問題数が少なめですが、一通りの対策が終わった後に、知識の穴埋めや実力試しとして活用できるので解いておいて損はないです。
模擬試験の受け方は調べればすぐに出てくるので、本記事では割愛します。
勉強期間
対策を始めた日から受験日までの期間は、2ヶ月半でした。
平日は忙しく勉強できない日も多々あったので、実質1ヶ月半~2ヶ月くらいかと思います。
勉強方法
私は以下のように進めました。
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Udemyの講座(本記事で紹介した講座)の動画を一通り視聴する。重要に感じた点や、自分の知らなかった知識については、自身でメモを取って後から振り返れるようにしておりました。(時間が無い時は1.5倍速で視聴したりも。)
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TechStockの問題集を解く。TechStockで扱われているDOPの問題は全て解きました。一度間違えた問題については、解説を読んだり、AWS公式ドキュメントを確認して知識を埋めていきました。公式ドキュメントを確認するのはとても大事だと思ってます。
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AWS公式 模擬試験に取り組む。自分の実力を把握しつつ、知識の穴埋めを行いました。
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TechStockの「本試験モード」で本番形式の試験対策をする。プロフェッショナル資格は3時間という長丁場の戦いであるため、事前にリハーサルしておくことを勧めます。「本試験モード」で実際に体験できるので、何度か実施しました。
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試験前日はちゃんと寝る。DOPは問題文も時間もとにかく長いので、当日の集中力が持続するよう、万全の状態で挑みましょう。
最後に
大袈裟なタイトルを付けてますが、記事は真面目に書いております。本記事が皆様の参考になれば幸いです。
私はAWS6冠を目指してこれからも勉強していきますので、また次の合格体験記でお会いしましょう!
以上