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AWSで作成できるNW機器とかミドルウェア製品の環境

Last updated at Posted at 2023-12-31

はじめに

私、jimbot3はクラウドエンジニアとして日々精進しています。私は後輩を大事にしているタイプ(個人的な見解)ではあると思うのですが、実際、私が後輩に教えられることなんて限られています。そんな私が、クラウドエンジニアとしてNWエンジニアの後輩に多少なりとも貢献できたことを記載してます。

後輩が困っていたポイント
NW機器の設計/構築を行っていたのですが、昨今の半導体不足でNW機器の納品が遅れたりで、詳細設計、構築手順、単体テスト仕様書などがスムーズに作成できない。

私の気持ち
クラウド環境でのNW設計はあるけどNWアプライアンス機器は、Cisco機器の運用くらい。。。でも何とか力になれたらなぁ

ここで私は1つひらめきました
「AWS環境でNW機器のEC2を作って、そこで慣れてもらえれば学習にもなるし、構築とかテストのポイントなどわかってくるかも!」 と。そして学習環境としてNW機器を提供して慣れてもらいました。
(その子は、外れ値なくらい頭が良かったので、そのようなものが無くてもすべてを期限に達成できた気もするけど)

という事で、今回はAWS上で行えるNW機器とかミドルウェア製品の環境作成について記載します。MarketPlaceからEC2作るだけではあるのですが、周りにこういう使い方している人もいなかったり、AWS経験しててもこういう使い方をできることを知らなかった人もいるので。

この手順で作れる製品
■サーバ/ミドルウェア系
・Red Hat JBoss Web Server on Linux
・Red Hat Enterprise Linux
・SUSE
など他にもたくさん

■NW系
・Palo Alto
・F5 BIG-IP
・Fortigate
などなど他にもたくさん

■その他
Cisco系はAMIは見つからなかった(BYOLじゃない版)のですがシミュレータ であるPacket Tracer をインストールすれば十分学習できます。

NW機器とかミドルウェア製品の作り方

①. EC2のダッシュボードから、「インスタンスを起動」を押下

001.PNG

②. 「その他のAMIを閲覧する」を押下
002.PNG

③. ここがポイント👆 検索フィールドで対象の機器を入力します。そしてStarting from \$0.XX hr or from ~ となっているものを選びます。AMIには2パターンあってBYOLというライセンスを購入してそれを割り当てるパターンとライセンス料もEC2の料金に含まれているものがあります。tarting from \$0.xx hr or from~は後者でありベンダーの製品購入のような手続きをしなくても利用できます。

003.PNG

④. 選択した後は、以下のように通常のEC2と同じ画面手順での作成となります。
004.PNG

⑤. インスタンスを作成時には以下のようなライセンスのサブスクリプションに時間がかかってますのような画面が出ますが、作成は問題なくされます。

005.PNG
※作成に時間を要してますの画面

006.PNG
EC2本体の完成!

⑥. Fortigateへのログインなのですが、Fortigateの場合は初期ログインはユーザが[admin]でパスワードが[インスタンスID]になります。
008.PNG
初回ログイン後にパスワード変更画面が出てきますがそこは割愛します。
009.PNG

⑦. 完成!
011.PNG

おわりに(感想)

この記事を書いているときに、7年前くらいに転職活動の際に面接官から、「あなたが考える、AWSなどのクラウドのメリットは、何ですか?」という質問が来て。私が「世界中の人々がどこからでも手の届く~」みたいな、わけのわからん回答をしたら、その面接官が、「私が思うのは、個人でも簡単に環境が手に入ること。誰でも簡単にLinux環境の勉強ができるってすごいこと」と言っていたのを思い出しました。

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