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Arduino IDEでESP32/ESP8266を使う時のメモ

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Arduino IDEのインストール

ここからダウンロードしてインストール
https://www.arduino.cc/en/software

ボードマニフェストのインストール

ボードマネージャーを追加

1. Arduino IDEの「環境設定」で「追加のボードマネージャーのURL」のところ、入力欄の後のIconをクリック

環境設定_と_sketch_dec17b___Arduino_1_8_18.png

2. 開いたウィンドウに下記のURLを一行ずつ入力

ESP8266 : http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json
ESP32 : https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json

追加のボードマネージャのURL_と_環境設定.png

「OK」を押すと、こんな入力欄がこんな風になる
環境設定.png

環境設定の「OK」を押して終了

3. ボードマネージャーでマニフェストをインストール

「ツール」 => 「ボード: 〇〇」 => 「ボードマネージャー」を開きます

全画面_2021_12_17_21_49.png

「ボードマネージャー」で esp を検索すると、ESP8266も、ESP32も出るはずです。そこにフォーカスすると、「インストール」のボタンが出てクリックします。
ボードマネージャ.png

インストール成功すれば「ツール」 => 「ボード: 〇〇」のメニューがこんな風になります
全画面_2021_12_17_22_00.png

マニフェストインストール前:
全画面_2021_12_17_21_38.png

[任意] Pythonライブラリーの追加

macOS Big Sur以上のOSで使用する時、esptool.pyがエラーを吐く現象が見られますので、念のためシステムのPythonpyserial をインストールします。

$ /usr/local/bin/pip3 install pyserial

ボードと接続

共通

「ツール」 => 「シリアルポート: 〇〇」 を開き、/dev/cu.usbserial-〇〇 の方を選びます
全画面_2021_12_17_22_24.png

シリアルポートについては、下記のコマンドでも確認できます。

$ ls -l /dev/tty.*
crw-rw-rw-  1 root  wheel    9,   0 12  7 20:38 /dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port
crw-rw-rw-  1 root  wheel    9,   2 12 17 19:54 /dev/tty.usbserial-DN01IPIC

Windowsだと「COM1」のようなものが出ると思いますが、確認していません

ESP8266

ボード設定

ESP-WROOM-02など汎用開発ボードの場合は「ツール」 => 「ボード: 〇〇」 => 「ESP8266 Boards」 => 「Generic ESP8266 Module」を選びます。
全画面_2021_12_17_22_35.png

細かい設定があるが、適当に合わします。デフォルトも全然書き込めますし、チューニングすれば若干?早くなるが、気のせいかと思います。
全画面_2021_12_17_22_38.png

[重要] 書き込みについて

ボタンのある基板

「Flash」、「IO0」、「PGM」など書いているボタンを押しっぱなしして、「Reset」、「RST」が書いたボタンを押してリセットを行ってから書き込むこと
ESP8266_開発版_-_Google_検索.png
ESPr®_Developer(ESP-WROOM-02開発ボード)_-_スイッチサイエンス.png
K-12236_jpg__640×480_.png

ボタンのない基板

IO0 PINをプールダウン(10Kの抵抗でGNDと繋ぐ)して、Reset PINは一瞬だけプールダウンしてから書き込むこと
書き込みが終わったら、IO0 PINのブールダウン状態を解放し、Reset PINをもう一回プールダウンして再起動すること

シリアルレイアウト

デフォルトではボードレート(変調速度)が9600bpsまたは115200bpsになっているが、リセットするたびに、大量な文字化けが出る場合があります。
全画面_2021_12_17_23_13.png

上記文字化けを直すには、ボードレートを74880bpsに設定すると内容が読めます。

_dev_cu_usbserial-DN01IPIC_と_WiFiAccessPoint___Arduino_1_8_18.png

コアの内部情報なので、普段の使い方では別に気にしなくていいと思います。

ESP32

ボード設定

秋月電子などで購入できるESP32-WROOM-32Eのような開発ボードは、「ツール」 => 「ボード: 〇〇」 => 「ESP32 Arduino」 => 「ESP32 Dev Module」を選ぶといいでしょう
全画面_2021_12_17_23_24.png

細かい設定はデフォルトでいいですが、Flashのサイズはもしわかれば、正確なサイズを選ぶといいでしょう
全画面_2021_12_17_23_33.png

[重要] 書き込みについて

ボタンのある基板

これもESP8266と同様に、「IO0」、「Boot」が書かれたボタンを押しっぱなしして、「Rst」、「EN」とかが書かれたボタンを押してリセットを行います。
Amazon___YUPVM_ESP-WROOM-32_ESP32_ESP-32S用開発ボード2_4GHzデュアルモードWiFi___ブルートゥースデュアルコアマイクロコントローラープロセッサ___YUPVM___家電&カメラ.png
M-15673_jpg__640×480_.png

ボタンのない基板

IO0 PINをプールダウン(10Kの抵抗でGNDと繋ぐ)して、EN PIN(Reset PIN)は一瞬だけプールダウンしてから書き込むこと
書き込みが終わったら、IO0 PINのブールダウン状態を解放し、EN PINをもう一回プールダウンして再起動すること

Amazon___YUPVM_ESP-WROOM-32_ESP32_ESP-32S用開発ボード2_4GHzデュアルモードWiFi___ブルートゥースデュアルコアマイクロコントローラープロセッサ___YUPVM___家電&カメラ.png

シリアルレイアウト

ESP8266と違い、115200bps でチップ情報を表示しています。
_dev_cu_usbserial-1440_と_WiFiAccessPoint___Arduino_1_8_18.png

参考

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