はじめに
AWSの移行方式について以下の書籍を参考に学習したので内容をまとめます。
背景
本記事はAWSソリューションアーキテクトプロフェッショナルに合格するために、Udemyの模擬試験を解いて分からなかった部分を勉強してまとめるものです。
試験対策用のため、分からない知識を補足したり試験で問われなさそうなところを省略したりしながらまとめています。
なるべくわかりやすい記載を心がけますが、最終目的は自己学習用であるということをご容赦ください。
移行の方式
DMS (AWS database Migration Service)
- データベースの移行を支援するサービス。
- 移行元:オンプレミスおよびAWS環境上のDB
- 移行先:EC2上のDB、RDS
- 同種間の移行用ツールであるため、DBエンジンが異なる場合は Scheme Conversion Toolと組み合わせて移行を実施する。
SCT (AWS Schema Conversion Tool)
データベースエンジン間でスキーマの変換を行うツール
SMS (AWS Server Migration Service)
- オンプレミス上に存在する仮想環境上のサーバーをAMIとして移行するサービス。
- リホスト方式をサポートする。
- 短い期間で大量のサーバーを移行可能。
Application Discovery Service
- 移行の準備段階としてオンプレミス環境の情報を収集するツール。
- 収集された情報は元に移行方式の検討、移行計画の立案に利用される。
Migration Hub
- 3rd Partyのベンダーが提供する移行サービスも含めて移行元のアプリケーションの情報を収集し、最適な移行サービスを選択する。
- 仮想サーバーやアプリケーションの情報をインポート可能。
VM Import/Export
- オンプレミス上に存在する仮想環境上のサーバーをAWS上に移行するサービス。
- SMSリリース前は、リホスト方式で主に利用されていた。
- VX Export はEC2をオンプレミス上に移行するためのサービス。
Snow Family
オンプレミス環境から大量のデータを移行する際に利用
- Snowball : ペタバイト規模のデータ転送が可能。現在は利用できない。
- Snowball Edge コンピューティング最適化: デバイス内にCPUが搭載されており、EC2やLambdaの実行が可能。データの加工、集約を実施しその結果を移行することが可能。42TBのオブジェクトストレージを搭載している。
- Snowball Edge ストレージ最適化: 100TBのオブジェクトストレージを搭載している。
- Snowmobile : ストレージを搭載したトレーラー車。エクサバイト規模のデータ転送が可能。最大1Tbpsのデータ転送が可能。