はじめに
約半年前に4年間使用したHHKB Hybrid Type-SからKeyball44という自作キーボードに乗り換えました。
それがきっかけで肩こりや腰痛などの悩みがなくなって心身ともに健康?になったので、その過程を記事としてまとめておきます。
なお、当記事はあくまで個人的な体験談であり感想です。
HHKBが合う人もいれば、Keyballが合う人もいると思います。
あくまで「こういうこともあるんだなー」的な感じの軽い気持ちで読んでいただけますと幸いです。
筆者のキーボード遍歴:
・MacBookのデフォルトキーボード
・HHKB Hybrid Type-S(主に職場で使用していた)
・HHKB Studio(主に自宅で使用していた)
・Keyball44(職場・自宅用に2台持ち)
※ ゲーミングPCではRazerのロープロやラピトリを使用しています。
私のキーボたち
とりあえず私のHHKBとKeyball44の写真を置いてきます笑
どんなキーボードの話をするのか写真で確認しておくと、この後の話が理解しやすいと思うので!
HHKB Hybrid Type-S
Keyball44
HHKBとの出会い
未経験からエンジニア転職をした際に、自分へのお祝いとしてHHKB Hybrid Type-Sを購入しました。
購入したきっかけは、ガジェットYoutuberたちがこぞっておすすめしていたからという単純な理由です笑
確かに「最適化されたキー配列」と「極上の打鍵感」で、すっかりHHKBに魅了されていたのを覚えています。
そのため、当時の私はHHKB以外に自分に合うキーボードはないと確信していまし、今でも購入したことを全く後悔していません!
むしろ感謝しています。
違和感の始まり
しかし、HHKBを使い始めてから3年ほど経つころ、腰痛や肩こりに悩まされるようになっていました。
あまりの痛さに病院に通ったりもしましたが改善されず、ついには仕事に集中できなくなるくらいに悪化してしまいます。
「歳のせいもあるのだろうな」と半ば諦めていたのですが、そんな時に出会ったのがKeyball44でした。
Keyball44との出会い
同僚がKeyball44を使っているのを目にしたのがきっかけでした。
「こんなかっこいいんだー」と一目惚れ的なサムシングです。笑
さらに、HHKB Studioをリモートで使い倒していて、メカニカルキーボードでも全然仕事できることがわかっていたのもデカかったと思います。
ただ、Keyball44はいわゆる自作キーボードというやつで、はんだ付けや組み立てなどを自分でやらなければならないとのこと。
「うん。私には無理!」と諦めかけていた頃、「肩幅に合わせてキーボードを配置できるから、腕や肩への負担が激減するよ!」的なことを同僚から教えてもらいました。
その話を聞いた私は、藁にも縋る思いでKeyballの導入を決意しました。
ちなみに、私のKeyballは組み立てサービスを使って組み立ててもらいました。笑
Keyballを使い始めてからの変化
そんなこんなでHHKBからKeyballに乗り換えて約半年が経ちました。
現状、以下に紹介するような変化が起きたので、起こった変化となぜこのような変化が起きたのかを自分的に研究してまとめてみました。
1. 肩コリや首の疲れが改善
以前HHKBを使用していたときは、キーボードが体の中心に固定されていたため、それに合わせて首や肩に無意識に力が入っていました。
一方、Keyballは左右に分割されたデザインで、自然な手の位置に置くことができるため、首や肩への負担を感じることなく使用することができます。
これは実際に試してみるとわかるのですが、体の中心に腕を寄せて置く場合と、肩幅に合わせて自然に腕を置く場合とでは、首や肩への負担に大きな違いが生まれます。
結果として、肩こりや首の疲れが大幅に改善しました。
2. 腰痛の改善
前述の通り、Keyballは肩幅に合わせて左右のキーボードを自由に配置することができます。
そのおかげで腕を自然な角度に保つことができるようになり、姿勢が劇的に改善しました。
姿勢が矯正されたことで、慢性的だった腰痛もほぼなくなりました。
3. 腱鞘炎の解消
やや腱鞘炎気味だった右手首はマウス操作が激減したのをきっかけに、完全に治りました。
ただ、Keyballではトラックボール操作で親指を頻繁に使用するため、今度はそっちが心配笑
今はカーソル移動速度を最大に上げて、なるべく少ない動作でカーソルが動くように工夫しています。
4. 精神的な安定
健康問題からくるストレスがなくなり、心の余裕も生まれました。
そのお陰で仕事のパフォーマンスも向上しました。
Keyballが教えてくれたこと
Keyballを導入して気付いたことは、「作業環境を最適化することが健康や仕事のパフォーマンスに直結する」ということです。
結論
私が最後に言いたいことは、「エンジニアは作業環境もこだわれ」ということです。
日々進化する技術にキャッチアップするのはもちろんのこと、作業環境も自分に最適化して、日々アップデートすることにより、心身ともに健康でパフォーマンスの高い仕事ができるのだと思います。
Keyballが気になる人へ
Keyballが下記の記事を読んでみると良いと思います!
とても参考になる記事たちです。
https://fadotech.com/keyball-how-to-build/
https://pan-weblog.com/others/2237/
https://zenn.dev/kyoh86/articles/9b9da6d1e9d598