ナニゴトヤ
Intel P6-200MHz という執筆時点では化石的 PC で構築していた *.rrd ファイル1が、
’どういう理由か解らないが、CPU のアーキテクチャ2が変わるとファイルを読んでくれない😢‘
と言う状況に遭遇した。
事の起こり
今回の事案は i386 から amd64 への環境変更で、データファイルだけを引越すれば、動くだろうと何も考えずに *.rrd ファイルのみをバックアップし、更地へ引っ越したが、その新しい環境下でファイルが触れん😱
ERROR: This RRD was created on another architecture
とりあえず判らん事は先生に聞くのが早道
google 先生に尋ねおると3表題の通りで、rrd ファイルの生成するアーキテクチャ依存なんじゃと。
<ぼぞ>先人も同様にズッコけた人が居ったんじゃな</ぼそ>
また、解決方法も悲しいかな、生成したアーキテクチャで xml ファイルへ dump して、その dump ファイルを引越先へ移して、rrd ファイルを作成しなければダメって事が分かったんよね😢
そして、以下の様な具体例も教えてくれたのだが、新環境で実行するもエラーログと同様のメッセージが出る始末💦
画して旧 PC と同様の環境を bhyve4 で構築して pkg install rrdtool して、先ずは dump ファイル(中身はxml) を作成し、新環境で restore 作業をする事になった訳で。
rrdtool dump stats.rrd > stats.xml
rrdtool restore -f stats.xml stats.rrd
rrdtool info stats.rrd
結び
参考文献のタイムスタンプ(2012年4月30日)から見て、ずいぶん昔から上がっていたようで、今更感のある記事じゃが、ワシの調査不足で dump しおる際にも cpu アーキテクチャを揃えるって事を、考えずに対処方法の記事を見てしまうと、同じように躓く人が居るかもしれんと思い、敢えて記事にしてみよったのだが、需要はそうとう無さそうな気がするw
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https://oss.oetiker.ch/rrdtool/ RRDTool ↩
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3 コンピュータ・アーキテクチャ ↩
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https://blog.remibergsma.com/2012/04/30/rrdtool-moving-data-between-32bit-and-64bit-architectures/ RRDtool: moving data between 32bit and 64bit architectures ↩