Windows 7 (ホストOS)の作業
Windows 10 の仮想マシンを初期設定
> vagrant init Microsoft/EdgeOnWindows10
Vagrantfileの編集
Vagrantfile
Vagrant.configure(2) do |config|
config.vm.box = "Microsoft/EdgeOnWindows10"
config.vm.guest = :windows
config.vm.communicator = "winrm"
config.winrm.username = "user"
config.winrm.password = "user"
config.winrm.retry_limit = 30
config.winrm.retry_delay = 10
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
config.vm.network "public_network"
end
仮想マシンの起動
> vagrant up
エラーがいろいろ表示されるが、とりあえず動くはず。
Windows 10 (仮想OS) の作業
Virtual BoxからWindows 10にアクセスする。
日本語化
以下の記事を参考にしてください。
Windows10を日本語化する
すべてのパブリックネットワークをプライベートネットワークに変更
[コントロールパネル] > [ネットワークと共有センター] > [アクティブなネットワークの表示]に表示されているすべてのパブリックネットワークをプライベートネットワークに変更する。
ただし、ネットの情報によるとGUIでは変更できないことが多いらしい(自分の環境でもそうだった)。
そんなときでも、以下のサイトの手順により設定変更できる。
Windows10のネットワーク設定で、プライベートネットワークの設定が出来ません。
ユーザーの作成
Win RMでアクセスするユーザーを作成する(=前述のVagrantfile
に記載したユーザー)。
- アカウント:user
- パスワード:user
Win RM の設定
Windows PowerShellを管理者権限で実行する。
PS> winrm qc
確認を求めるプロンプトでは「y」を入力する。
PS> winrm set winrm/config/service/auth '@{Basic="True"}'
PS> winrm set winrm/config/service '@{AllowUnencrypted="True"}'
OSのシャットダウン
本来はVagrantで停止したいが、現段階では機能しないのでOSからシャットダウンする。
Windows 7 (ホストOS)の作業
この段階でこれまでの設定がすべて有効になるので、今後は以下のようなVagrantコマンドが実行可能。
> vagrant up
> vagrant reload
> vagrant halt