はじめに
JavaというAndroidやゲームに使われたりする素晴らしい言語のメリット・デメリットをまとめました。
※これはJavaについての記事です。JavaScriptは全く別の言語であるので注意してください。
メリット
オブジェクト指向
オブジェクト指向とは、プログラムの可読性をあげるものです。リストに追加するにはaddメソッド(処理のまとまり)を呼び出すという直感的なプログラミングができます。Javaにはクラスなどでオブジェクト指向のプログラミングができます。
list.add(item);
型
型とは変数の値のタイプ(文字列、数値など)のことです。例えば変数numに数値が入っていると仮定して作られたプログラムがあるとします。しかしそのプログラムを使用する際に間違えて文字列を渡してしまうと実行時に数値でないためエラーがでます。Javaならコンパイルという文法チェックで型が違うと実行できません。面倒かと思いますが、実行前に気づけることはメリットです。
int num;// 数値(Integer)しか入れることができない。また変数は宣言しないと使えない
num = "文字列";// "で囲むと文字列を使える。また整数でないのでエラーを出す
int num2;
num2 = num + 1;// 整数でないと計算できない
一つのコードで複数のOSで動かせる
OSに処理を依存することなくプログラミングができます。
デメリット
記述が長い
記述が長く、少し読みにくいです。学習の場合はjshell(Javaのツール)をつかうことで簡単に学習できると思います。以下は画面にHello!と出力するプログラムです。jsellを実行する場合はターミナルでjshell
と入力して開始できます。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello!");
}
}
System.out.println("Hello, World");
環境構築が大変
windowsの場合、JavaをインストールするにはOracleのホームページでダウンロードし、インストーラーをし、環境変数に追加しないといけません。初心者には大変な作業です。Ubuntuだとsudo apt install openjdk-jdk-11-headless
で完了できるのでおすすめです。
おわりに
Javaだけに邪魔な言語ではなく、習得することでオブジェクト指向という本質を理解し、プログラミングが簡単だ楽しいことだと気づけるはずです。すでに他の言語を学んでいても試してみてください。