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S3上の静的ウェブサイトを独自ドメインで利用する

Last updated at Posted at 2015-11-14

アマゾン ウェブ サービスで静的ウェブサイトをホストする」の記事を参考にS3で静的ウェブサイトホスティングの設定をする。今回はRoute 53に登録してある独自ドメインを使用したいので、バケット名はドメイン名と同じものにするのがポイント。

例として、Route 53にはあらかじめ独自ドメイン「www.example.com」が登録されていることとする。

S3で静的ウェブサイトホスティングの設定をする

  1. S3に「www.example.com」のバケット名でバケットを作成する
    Clipboard02.jpg

  2. バケット一覧でバケットを選択し、右上の「プロパティ」をクリックするとバケットの情報が表示される
    Clipboard05.jpg

  3. プロパティの「アクセス許可」で「バケットポリシーの編集」をクリックするとバケットポリシーエディターが開く
    Clipboard01.jpg

  4. バケットポリシーを編集し、誰でもこのバケットの内容を閲覧できるように設定する(「ステップ3」参考)
    Clipboard03.jpg

  5. ウェブサイトのホスティングを有効にする
    「インデックスドキュメント」はエンドポイントのURLにアクセスした際に表示されるファイル、「エラードキュメント」は存在しないファイルのURLにアクセスした際等に表示されるファイル
    Clipboard04.jpg

  6. コンテンツ(index.html, error.html等)を作成して、バケットにアップロードする
    Clipboard06.jpg

  7. エンドポイントのURLにアクセスすると、index.htmlの内容が表示される

Route 53に登録してあるドメイン名を関連付ける

  1. Route 53で「Hosted Zones」から関連付けを行うドメイン名を選択する

  2. 「Create Record Set」ボタンをクリックし、Aレコードを登録する
    ステップ5」の説明では、「 [Alias Target] をクリックします。リストから www サブドメインのウェブサイトエンドポイント(www.example.com)を選択します。」のように記載があるが、実際にリストに表示されるのは(www.example.com)s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.comのように長いもの。ステップ5の説明に貼ってあるキャプチャーのように「Alias Target」に「www.example.com」と入力するとエラーで登録できないので注意。
    (S3で静的ウェブサイトのホスティングを有効にしたバケットを登録すると以下のように「Alias Target」のプルダウンに表示されるようになる)
    Clipboard07.jpg

  3. レコード登録後、しばらくすると設定したドメイン名でS3のコンテンツにアクセスできるようになる
    Clipboard08.jpg

まとめ

  • S3のバケット名はドメイン名と同じものにする
  • Route 53でAレコードのAlias TargetにS3のエンドポイントURLを指定する
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