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日記;回すだけIII ⑮ ラズパイ、C++でプログラミング<その1 準備(EPOS4)>ベータ版

Last updated at Posted at 2022-04-30

 前回まではWindowsPCを利用してモータを動かしました。今回から、プラットホームをラズパイにします。

環境

  • Raspberry Pi 4 Model B 2GB
  • Raspberry Pi OS with desktop。Release date: April 4th 2022
  • EPOS4 Compact 24/1.5 CAN
  • PiCAN2(MCP2151+MCP2561、16MHz)

 PiCAN2はebayで購入しましたが、動きませんでした。アマゾンでも同様なボードを購入し認識はしましたがCANバスの送信エラーを起こし、動作はしませんでした。秋月電子通商でパーツを購入し、ブレッドボード上で組み立てたのを使っています。

ファイル名

 PiCAN2の回路図(部品が載っている部分)です。MCP2515のデータシートの回路図そのものです。もともとの回路図はそのままでは動かないので、修正してあります(MCP2515の電源の記述がなかった。R3=4.7kの表記だが実際は47kが入っていた)。
名称未設定.png

2022/05/8追記
 秋月でMCP2515を購入したとき、Webの画面に出てきたトランシーバをMCP2551だと思って購入しましたが、MCP2561でした。MCP2561/2は、リセット時の挙動がMCP2551とは異なります。調べると、まず、PiCAN2ボードのclockoutは信号が出ていて、正しく動いているようです。しかし、ラズパイ2/3ではパワーオン・リセット時に問題なくボードは正常に立ち上がるのですが、ラズパイ4はダメなようです。PiCAN3ボードではMCP2562が使われていて、リセットが正しく動作する配線になっています。
 MCP2551とMCP2561/2では、パワーオン・リセットの説明は2/3が同じですが、MCP2561/2には文章が追加されています。今回、ブレッドボードで動作したのは、この追加の機能の差かもしれません。
 なを、販売しているサイトには、The PiCAN board is fully compatible with the new Raspberry Pi 4 Model B.と書かれています。ラズパイ4にはV1.2からV1.4があります。newというのが何を指しているのか確認できていません。

 なお、認識はしたが動作しなかったアマゾンで購入したボードのトランシーバはNXPの製品でした。クロックが8MHzというのも異なります。

接続

 EPOS4のボードは、USB/RS232とCANバスのブリッジを搭載しています。
 日記;回すだけIII ⑫ C++でプログラミング<その1 準備 (EPOS4)>ベータ版でも書きましたが、EPOS Studio 3.7ツールでチューニング、PDOマッピングをしておきます。
 EPOS4のnodeIDは5に、ボード上のDIPスイッチで設定しました。通信速度はAutoです。

EPOS4-raspi.png

サンプル・ソフトを用意する

 EPOS-Linux-Library-En.zipをmaxonからダウンロードします。筆者は、Windows PCでダウンロードしたのち解凍し、USBメモリでラズパイにコピーしました。
2022-04-30 (9).png

 インストールは、EPOS Command Library Documentationの「9.2 Linux」から記述があります。

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