サービスを利用しやすい仕組み
専門的な技術者が不要であるというのも、AWSの大きな特徴です。
専門家でなくても操作をしやすい仕組みが備わっていて、
その代表例が
マネジメントコンソールとマネージドサービスです。
マネジメントコンソール
マネジメントコンソールは、Webブラウザ上のGUIでAWSを操作できる画面です。
- ユーザーやグループの作成
- 権限やセキュリティの設定
- 各種サービスの構成を変更
- サーバーやデータベースなどの起動や終了
- バックアップ
マネージドサービス
マネージドサービスは、AWS側で管理されるサービスの総称
バックアップやアップデートが自動で行われる。
→管理者が手動で行わないため、管理の手間が省ける。
仮想サーバー(EC2)にはないが、ストレージ(AmazonS3)やDBサーバー(AmazonRDS)などにはマネージドサービスがある。
ストレージの容量が自動的に増えたり、自動的にアップデートしてくれる
※勝手に料金がかさむことがある。
- 自動バックアップ
- 自動アップデート
- モニタリング
- バッチ管理
- セキュリティ
- 故障に備えた冗長化(同じシステムを用意して、障害時にシステムの停止を防ぐ)
セキュリティ的に安心できる仕組み
サーバーを安定して運用するためには、サーバーをファイアウォール(不正な通信を遮断する仕組み)で守ったり、OSやソフトウェアのアップデートで脆弱性を塞いだりするなど、日々のセキュリティ管理が必要。
AWSのマネージドサービスでは、ソフトのアップデートなど運用作業は自動的に行われるため、常にセキュアな状態で運用でき、常に一定の水準を期待できる。
参考文献
AWSのしくみと技術がこれ一冊でしっかりわかる教科書