まえがき
「ITパスポートを取れ」と言われたけど、時間がない…!
「めんどくさそう…でも合格しなきゃまずい…!」
そう思っているそこのあなた。先日ITパスポートに合格したIT初心者の私が実際にやったこと、「1日3時間」をどう使うか、そして短期集中で合格するためのスケジュールをすべて公開します!
一般的には 100~180時間 程度の学習が必要ともいわれますが、2週間(約14日)で合格するには一見むちゃな話…。ですが、この記事を見ていただくことで、合格に至るまでのロードマップを知ることができるので、ぜひ最後までご覧になってください。
この記事で分かること
- 2週間(1日3時間)でITパスポートに合格するための具体的学習ステップ
- おすすめ教材・アプリ・Webサイト
- モチベーションを保つコツ・本番当日の注意点
目次
- ITパスポート試験の概要
- 短期合格への基本戦略
- 14日間のロードマップ
- おすすめ教材・アプリ
- 本番当日のポイント
- まとめ
1. ITパスポート試験の概要
- 出題形式: 四択問題 100問(CBT方式)
- 試験時間: 120分
- 合格基準: 総合評価点 600点以上(得点率60%程度が目安)
- 出題分野: ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系 (各分野それぞれ最低30%が合格基準)
- 幅広い内容が出題されますが、 基本的には“浅く広く”問われる試験 。満点を取る必要はありません。重要キーワードをしっかり押さえておけば十分合格可能です。
2. 短期合格への基本戦略
(1) 「満点主義」ではなく「6割超え」を目指す
ITパスポートは6割の正答率があれば合格できます。苦手分野を深堀りしすぎないのがポイント。
本番のテスト問題には、参考書を読んでも見つからない捨て問題が8問、計算問題が5~10問存在します。確実に点数を取れるところを重点的に学習をしましょう。
(2) 過去問を中心に回す
テキストを端から端まで完璧に読むのは非効率。テキストを読むよりまず問題→解説→足りない知識をテキストで補完が効率的です。
(3) 「用語暗記 × イメージ」
ITパスポートでは英語の略称などの用語が頻出します。英語訳をして、ビジネスシーンやシステム運用イメージを持っていると選択肢の判断がしやすいです。用語と合わせて「どんな状況で使われる知識か?」をイメージすると記憶に定着しやすい。
(4) 隙間時間を有効活用
- 通勤・移動中は全てYouTubeで音声学習
- 何度も間違える用語は付箋に書いて机・PC・洗面所・トイレなど目立つところに貼る
- 寝る前に苦手な用語を覚える時間にすることで記憶に定着する
- ゲームやショート動画視聴などは禁止にする!
3. 14日間のロードマップ
Day1:まずは過去問で現状把握
公式の過去問や模擬問題を一通り解く
「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」でどの分野が苦手か把握
解説をサラッと確認(詳しい復習は後日でOK)
Day2:ストラテジ系(前半)
経営戦略・企業活動・法務など をざっと通読
YouTube等の解説動画で概念を理解しやすくする
アウトプット並行:対応する過去問を解いて誤答の理由を把握
Day3:ストラテジ系(後半)
法務・システム戦略 など残りを学習
ストラテジ系の分野別問題で 定着度をUP
合計2日 でストラテジ系を一周
Day4:マネジメント系(前半)
プロジェクト管理・サービスマネジメント を参考書や動画で理解
過去問で専門用語やフレームワークに慣れる
Day5:マネジメント系(後半)
システム開発手法・システム監査 などを学習
この日までに ストラテジ+マネジメント系 のビジネス関連知識をカバー
Day6:テクノロジ系(前半)
基礎理論・コンピュータ構成要素(進数変換、ハードウェア、OSなど)
データベースの基本概念 も併せて学習
短い動画で「コンピュータの仕組み」「DB入門」などを見ると◎
Day7:テクノロジ系(ネットワーク・セキュリティ)
OSI参照モデル・プロトコル・暗号化・認証技術 など頻出
ネットワーク・セキュリティ分野の過去問をしっかり演習
誤答問題にはチェックをつける (後日復習用)
Day8:テクノロジ系(残り)+総復習
ソフトウェア開発手法・アルゴリズムの基礎・ICT最新トレンド など
全範囲を一通りカバー完了
後半はテクノロジ系の総合問題や模擬問題を解いて弱点把握
Day9:模擬試験1回目
過去問道場 を100問×120分で本番練習
時間内に解き終わらなくてもOK、一度通しで解答→自己採点
間違えた問題の解説を熟読 し、弱点分析
Day10:弱点分野の集中補強
前日の模試で間違えた分野を徹底学習
苦手問題のみをピックアップ して再演習
動画や参考書で再確認し、同じミスを繰り返さない
Day11:模擬試験2回目
別セットの過去問や予想問題で再度100問×120分
自己採点後、苦手分野を さらに 深堀り復習
同じ間違いが繰り返される分野には要注意
Day12:総仕上げ
ここまでで解いた問題をメインに 要復習マーク を再確認
新しい分野には手を出さず、これまで学んだ範囲の定着に専念
「苦手問題」機能や章末問題をもう一度解く
Day13:頻出ポイント最終チェック
暗記の総仕上げ:重要用語や数字、手順などを改めてチェック
通勤時間に YouTube音声講義 を倍速で聴くのも◎
公式サイトやテキスト巻末の 要点集 を漏れなく確認
Day14(前日):総点検&リラックス
大事なのは 体調管理 と 睡眠
試験当日の持ち物や会場アクセス を再確認
空いた時間は音声学習をする
時間に余裕があるけど不安なら再度模擬試験を行う
4. おすすめ教材・アプリ
(1) 市販テキスト
- 『ITパスポート 絶対合格の教科書』
私はこちらを使って学習しました。要点がコンパクトにまとまっていて、各章末問題もあるので初心者でも取り組みやすい。
(2) 参考ネット教材
- ウェブサイト
ITパスポート 過去問道場
無料&解説付き。PCやスマホブラウザでサクッと解ける。 - スマホ用アプリ
「ITパスポート 絶対合格の問題集」
基本的に私はこちらを使用しました。
無料で学習ができ、グラフで日付ごと・分野ごとの正当数がわかるので苦手分野の把握がしやすい。
(3) YouTubeでの音声学習
- みみスタ (Mimi Study)
“耳で学ぶ” に特化したチャンネル
聞き流しで 重要ポイント を抑えr - ITすきま教室
1本5〜6分程度でテーマを完結解説
音声だけでもわかりやすい 工夫あり
5. 本番当日のポイント
-
時間配分
100問を120分なので、1問1分強でサクサク解く。
捨て問題と計算問題で悩みすぎない!とりあえず「これかな?」とマークして後で見直す。
少なくとも30分は見直しに回せるように、まずは90分で全問題を解くこと。 -
持ち物・体調管理
顔写真付きの身分証、紙で印刷した受験票(忘れた場合は受験番号、利用者ID、確認コード)を忘れずに。
遅刻厳禁。受付が試験時間の30分前から始まり、簡単なPC操作説明があるため、会場には余裕をもって到着しよう。
6. まとめ
- 1日3時間 × 14日 でも戦略次第で合格可能
- 「テキストの細部を完璧にする」よりも「過去問&解説」を軸に学習
- 当日は焦らず、時間配分を意識して6割ゲットを狙う!
もしこのロードマップが役に立った!や、この記事を見たことで合格できました!と思ったら、ぜひコメントをいただけると嬉しいです。他にも、実際に短期で合格できた方の成功談や、勉強方法のアレンジを共有してくださるといいなと思います!
みなさんのITパスポート合格を祈っております!