Javaに限らず、ソースコードの整形(フォーマット)に手を取られるのはムダなことです。
最近のIDEは自動整形を当然のように備えていますが、自動整形を自動で実行するのが、eclipseの Save Actions(保管アクション) 。
Save Actionsをうまく使えば、ソースコードの整形だけでなくいろんな処理をソース保存時に行えるようになります。
初めはソースが勝手にごそっと書き換わるので戸惑いますが、慣れると機械的な作業に一切手を取られなくなるので劇的にコーディングが早くなります。
設定箇所
eclipseの 環境設定 から設定します。
Java → Editor → Save Actions
設定内容
最低でも次の2つは有効にしておきましょう。
- Format source code
- Organize imports
これでソース保存時にソースコード整形とimport文の整理が行われます。
これに加えて、私は次のような設定を追加しています(抜粋)。
- フィールドアクセスに
this
を保管 - 各変数に可能な限り
final
を付与 - 不要なキャストを除去
- メンバのソート
- 空白文字の統一
などなど・・・
結局のところ Clean up で行うのと同じことをやりたいのですが、Save Actionsに「Clean upと同じことを行う」という設定がないので、別途設定するしかないのです。
この点は非常に残念。
まとめ
Save Actionsをうまく使って機械的作業から逃れ、人間にしか出来ない作業に没頭出来る環境を手に入れましょう!