やること
1. ~/.zshrc
(あるいは ~/.bash_profile
)に任意のPATHを追記
2. source
で反映させる。
上の2点を達成できればいいので無理に vi
や vim
を使う必要はありません。
とにかくPATHを追記してsourceしてください。
ref: vim/vi
1. 設定ファイルの作成
a. デフォルトシェルを確認
macOS Catalina以降はzshです。
$ echo $SHELL // デフォルトシェルを表示する
/usr/local/bin/zsh // zshの場合
ターミナルの設定ファイルが存在しない場合はシェルに応じた設定ファイルを作成してください。
- bashの場合
.bash_profile
- zshの場合
.zshrc
b. シェルに応じた設定ファイルを作成
$ cd ~ // ホームディレクトリに移動する
$ ls -a // カレントディレクトリの情報を表示する
.zshrc
または .bash_profile
が存在しなければここで表示されません。
それぞれのシェルに応じた設定ファイルを作成しましょう。
$ touch .zshrc
または
$ touch .bash_profile
vimコマンドで作成と編集を同時に行うことも可能です: vim/vi
2. 設定ファイルの編集
a. 作成した設定ファイルを編集する
$ open ~/.zshrc
または
$ open ~/.bash_profile
テキストエディタを選択する場合: open
b. 設定ファイルに追記する
インストールしたものによってパスは異なります。
export PATH=(パス):$PATH
例) nodebrewでnode.jsを管理している場合は以下のようになります。
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
編集後、保存してください。
c. 追記した内容を反映する
これ、忘れがちです。
$ source ~/.bash_profile
d. 確認
バージョンを確認するコマンドを実行することで確認します。
これもnodeの例です。
$ node -v
v12.16.1 // pathが通っていない場合はcommand not foundになる
通りませんか? 編集後に保存して source
しましたか?
Appendix
vi/vim
key | 内容 |
---|---|
i | 挿入モード |
[esc] | コマンドモード |
ZZ | 上書き保存しvimを終了 |
:w | 内容を保存 |
:q! | 保存せずに終了 |
h,j,k,l | ←,↓,↑,→(移動) |
open
$ open ~/.bash_profile -a Atom
のように -a + [Application]
でテキストエディタを指定できます