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ウェブカツ運営者が語る!WEBサービスで起業したい人に読んで欲しい20のコト

Last updated at Posted at 2015-07-12

プログラミング学習サービスやら、ペットサロン予約サービス、風俗予約サービスなど色々とやっている「かずきち」です。

◾️その他Qiita記事
エンジニアで稼ぐために大切な20のコト
ウェブカツ生を雇わない?転職できない?著作権無断使用の炎上から1年を経て思うところをぶっちゃける。
テックキャンプをウェブカツ!! 顧問が徹底レビューしてぶった切ってみた

■運営サービス一部
http://crazy-wp.com/
フリーランスエンジニアを育成するオンライン最大級のプログラミングスクール「ウェブカツ」
http://webukatu.com/

■プログラミングスクール「ウェブカツ」の出版本
「小学生からでもプログラミングを楽しく学べる漫画作りたいなー」と思い立ち、外注してウェブカツで漫画本を作りました。KADOKAWAさんより出版しています。
[はたらくプログラミング 完全版 (コミックエッセイ) KADOKAWA ウェブカツ]
(https://www.amazon.co.jp/dp/B08Q6WZ1QQ/ref=cm_sw_r_tw_dp_8VS38CG94EEAPXJDKHH7)
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新宿のホストから不動産・保険の営業を経て、HTMLって何?という状態から3ヶ月独学でプログラミングやデザインを学び、IT業界で1年間実務経験を積んで年収は1本超え。現在は起業家としてサービス運営やら不動産運営をしています。

本記事はこれから起業したい人、起業したいけど中々踏み出せない人、成長意欲のある会社員や企業努めの人に読んで欲しいコトをまとめました。
これを読んで少しでも前に進む原動力になれたら幸いです。

ついでにこっちも読んでなければどーぞ
 ↓↓↓
エンジニアで稼ぐために大切な13のコト

#その1. 完璧を求めない
初期段階はサービスを「作り込む」のが目的じゃなくて、「立ち上げる」のが目的。
作り込むのは軌道に乗ってきてからでいい。
ちょっと素人目なデザインだったり、ちょっと機能が足りなかったり、ちょっと動かなかったりしても、軌道に乗ってから作り直すなり考えればいい。
作り込もうと思えばいくらでも作り込めてしまうので終わりがなくなってしまう。
あれがない、これが足りない、ないない病になってくる。
大切なのは、綺麗なデザインでも、ずば抜けた機能でもない。
大切なのは、「タイミングを逃さない」ということ。(もちろん、ズバ抜けたものが作れるのであればそれに越した事はないが、そんなサービスは万に一つ生まれるかどうか)
例えば、楽天市場やDELLのHPはUIがごちゃごちゃ。
DNAのオークションも最初は不具合で出品出来ずに手作業で出品していたという。
完璧を求めると何も生み出せないということを意識しておこう。

#その2. 考えすぎない
アイディアを具体化するために分析して練っていったり、調査したりするのはいいが、考えすぎてしまうとサービスの悪い面ばかりがどうしても目につき始めてしまって動きが止まる。
「このサービスって本当に人が来るだろうか。。。」「こんな機能じゃダメなんじゃないだろうか。。。」
どれだけ売れているサービスも悪いように言おうと思えばどうにでも言えてしまう。
「140文字でテキストを見せ合うSNS」なんて、誰もが売れると思うわけがない。しかし、Twitterは誕生し、大きくなっている。(もちろん、Twitterの場合、サービスが良いというよりは資金繰りと営業・マーケティング力だが)
必ず物事には良い面と悪い面があることを理解しよう。

#その3. 周りに相談しない
ちょっとアイディアを思いついたときに周りに相談しようと思うかもしれないが、相談することでの弊害も考える必要がある。
例えば、昔流行った「チョコエッグ」というもの。卵形のチョコの中に動物やら何やらのフィギュアが入っているというものだけど、もしそのアイディアを思いついたとして、周りに相談したとしたらどう言われるだろう?
たぶん、多くの人に「そんなの売れないよ」と言われる。
もし、そう言われて「そうだよなぁ。」と思って諦めてしまっていたら?
サービスを考える上で他人の意見を気にしてはいけない。ヒットするかどうかは誰にも分からないもの。
周りの意見を聞くときには相手を選ぶこと。そして、聞き方を間違えないこと。
間違っても「こんなサービス考えてるんだけどどうかな?」なんてバカな相談をしないこと。
周りの賛同が得られないと行動できない人間でいる限り、起業して稼ぐことは出来ない。

#その4. 既存にあるからと諦めない
これは、よく周りが言うセリフ。
「そのアイディア、もうあるよ。」
でも、よく考えてみて欲しい。
吉野家もあれば、松屋もある。

#その5. 利益を出せるサービスを作る
私の周りにもよく「WEBサービスやってる」という人がいるが、よくよく聞くと無料でやっていることがほとんどだったりする。
そして、趣味とビジネスを混同している事が多い。
もちろん、無料が悪いというわけではない。
きちんと有料化までの段階を考えた上で無料にしているのであればいいが、大抵は単に無料でやっている事がほとんど。
それではハッキリ言って何の役にも立たないし勉強にもならない。
ビジネスはお金を生み出してナンボだということを理解しよう。
もちろん、すぐにバンバン利益が出ることは稀だが、月数千円程度であれば簡単。
有料サービスを運営することで、お金をどうやって生み出すかを真剣に考える事になり、そこから色々な知恵が生まれ、色々な気付きがある。
その知恵や気付きがとても大切。
それは「とりあえず無料で、まぁ人が増えた時に考えれば〜」という考えでやっていては絶対に得られない。
そして成長も出来ない。
例えれば、竹刀で試合をしているのと真剣で試合をしている違い。
だから、月数千円でもいいから売上を上げられるサービスを生み出す事に尽力しよう。

#その6. 知識の格差が利益になる
同じ職場でずっと働いてきた人や会社員脳の人はこの現実感がとても薄い。
例えば、私はプログラム学習の無料サービス「ウェブカツ!!」というサービスを運営しているが、その学習内容はというとエンジニアの人からしたらとても初歩的な内容で、中級エンジニアであれば検索して調べられる情報でしかない。
HTMLかあ
しかし、プログラミングをこれから学びたい人からすれば、何を検索していいかも分からなければ、どうやって学んでいけばいいかも分からない。
そんな中で、体系的に学べるものは数少ないし、お金を出してでも学びたい知識だったりする。(と言っても、まだ有料化はしていないが)
ちなみに私は筋トレ好きでジムによく通っているので「ライザップ」のようなサービスを見ると「なんでこんなのに金払うの?」と思ってしまうが、筋トレをした事ない人や習慣化していない人にとっては「お金を払ってでも受けたい」ものなんだろう。
要はそういう考え方を持てるかどうかだ。

#その7. 額に入れて飾る
人が「価値がある」とお金を支払っているものの多くの判断材料は「見た目」でしかない。
例えば大きなコンサートホールで、ある有名なオペラ歌手が歌うチケットは一枚数万円もし、しかもすぐに完売になるが、同じオペラ歌手が薄汚い路地で歌ってみると数百円のおひねりばかり。という実話がある。
どういう事かというと人がその物に価値があると判断しているのは「その物」ではなく、「その物を取り巻く環境」だということ。
サルが描いた絵画も綺麗な額縁に入れて飾るだけで何百万もしそうに見えてしまう。
同じように、普通のメロンも桐の箱に入れてやるだけで何万円で売れてしまう。
(もちろん、そもそもの味が悪ければリピーターは増えないが、そこそこの味であればそれで充分)

#その8. 仕事は辞めてしまう
本当に辞めろということではないが、「辞めるくらいの覚悟で動け」ということ。
よくあるのが、友人達と起業しようとすると決まって「仕事が忙しくなった」と理由をつけてなぁなぁになってしまうというもの。
「仕事が忙しい」を理由にするなら、「そんな仕事辞めてしまえ」と言いたくなる。
仕事を優先するなら「起業したい」「何かやりたい」なんて言わない方がいい。
本気でやりたいと思っているならどんなものより優先してやること。

#その9. 小さい目で見る
日々、朝から会社へ行き夜は帰って寝るような生活の中で、TwitterやFacebook、ニュースアプリなど基本ネットからしか情報を仕入れていないと「孫正義」や「マーク・ザッカーバーグ」「スティーブ・ジョブズ」など有名で大富豪の人ばかりが目についてしまいがち。
しかし、世の中には充分稼いでいる人たちがとてもたくさん居る事に気づくべき。

ちなみに日本中で年収1億以上稼いでいる人はどれくらいいると思うだろうか?
平成23年の国税庁発表によると年収1億以上を稼いでいる人はなんと

「1万1254人」もいる。
(税金ちょろまかしている人も多くいるだろうから、実際には何倍にもなるだろう。)

年収2千万以上だとしたら何百万だろう。
意外に年収1千万、2千万なら稼ぐのはそう難しくはない。
そういう現実が自分のすぐそばに転がっているということに気付こう。

#その10. 大手のやり方は真似ない
私は大手にいた経験もあるが、大手のやり方は結局は「大量のお金」で解決する方法でしかない。
何億という金をかけてCMを打っての集客や、人海戦術で利益を出しているものであって、とても「アイディア」と呼べるものは一つもない。
結局は営業マンやエンジニア、コンテンツ担当者など何百人という人材がいて初めて結果が出せるものでしかない。
そういった資本があった上での方法を真似たところで結果が出るはずもない。
例えれば、道端アンジェリカの出している美容法・ダイエット法を実践している中年女性のようなもの。
そもそも持ってる物が違いますからー。
そういう人の書いた本はいますぐ燃やそう。

#その11. 人の話は素直に聞かない
起業家は人生の荒波に打ち勝つ力がなくてはいけない。
世の中の9割が「嘘」と「偽」であり、そのほとんどが自分たちを「いいカモ」にしようと企てている。
会社員であれば、そんな世の中を目の当たりにする必要もなく、会社という籠の中でぬくぬくと暮らす事ができるが、起業するとなるとそうはいかない。
嘘が蔓延している世の中で、「どれが本物か」を見極める目をつける必要がある。
そのためには人の話を素直に聞いているようでは起業家失格。
経営者も含め、大抵は「嘘」と「虚言」や「建前」というものでオブラートに包まれているもの。
そして、「答え」というのは結局は誰にも分からないということを理解し、
「自分なりの答えを持つ」ということが大事になる。
そのためには、人の話を素直に聞いているようでは誰かのカモになって終わるだけだ。
もちろん、この話も疑ってかかるぐらいがベスト。
答えは自分で出そう。
ただし、その答えは頭の中だけで考えても出るものではない。
実のある答えを出せるのは「実際の行動」でしかない。

#その12. 「戦争をしている」ということを意識する
大袈裟かもしれないが、起業家は必ずと言っていいほどここを意識している。
ビジネスというのは戦争に参加をするということ。
「勝つか」「負けるか」しかないということを意識しなければいけない。
起業をすれば、守ってくれる人などいない。
誰かがあなたを狙ってくるし、自分も誰かを狙わなければいけない。
(言葉は悪いが、もちろんそれで誰かの利益になり社会貢献につながっているわけだから、悪いことではない)
会社の中にいると気づかないことだが、自分たちは「死なない戦争」の中に日々身を置いている。

#その13. 出と入を考える
例えばカフェを開いて起業したいとする。
一杯500円のコーヒーを売るためにどれだけの初期投資が必要になるだろうか?
その初期投資を回収出来るのはいつ頃になるだろうか?
1000万円かけてお店を開いて、その投資額を回収できるのはいつになるだろう?
家賃、水道・光熱費、材料費、アルバイト代もろもろがかかり、その500円のコーヒー1杯売るためにはどれだけの原価がかかるだろうか?
1日に何倍売らなければいけないだろうか?
数学者のような複雑な計算は必要ない。単純な計算をまずはしよう。

#その14. 「この野郎根性」を持つ
起業して成り上がってきた人の大半は、周りからの白い目や冷めた目や「このままで本当に大丈夫だろうか」という自分との不安に耐えながら「この野郎」という根性で闘い抜いてきている。
これから起業する人はこういった周りの目や自分の目と戦っていかなければいけない。
そこで周りから色々と言われたり冷たい対応をされることもあるが、そういう時には自分を責めずに「この野郎が」という思いで耐え忍んでいこう。

#その15. 孤独に慣れる
起業家は孤独との戦い。特にWEBサービスなどでの起業は、利益が出ない時期は周りから見ればニートと変わりはない。
だから白い目で見られる事もあるし、「このままでいいんだろうか?」「やっぱり普通に働いたほうが。。」という
自分との戦いになる。そして、その孤独に負けてしまう人も多い。
孤独に慣れていないとこの環境に耐え忍ぶ事は難しいかもしれない。

#その16. ポジティブになる。いや、ならざるを得ない。
私はポジティブシンキングが嫌いだった。
しかし、実際に起業してみるとわかるが、起業家というのはポジティブシンキングにならざる負えない。
なぜなら、周りの白い目や自分の内から来る悲観的な考えとの戦いだからだ。
これに耐え忍ぶためには、どうしてもポジティブシンキングが必要になる。

#その17. 無駄なことをしない
起業をしていく上で「無駄なこと」というのはどういうものか分かるだろうか?
答えは「利益にならないもの」
利益にならないものは全て無駄でしかない。(もちろん、将来的に利益になる上で今やっているのは別)
例えばWEBサービスで起業をしようと考え、その企画書を誰に見せるわけでもないのに綺麗なデザインやイラストを使ってガッツリ作ってしまっていたり。
目的を履き違える人は確実に成功しない。
常に「その行動って利益になるの?」ということを考えよう。

#その18. もらえて当たり前を捨てる
会社員や企業内で働いていると「給料がもらえて当たり前」という意識になる。
しかし、給料というのはどこから出ているのだろうか。
本来、給料というのは会社なりプロダクトの「利益」から払われるもの。
だから、本来は「利益が出る仕事」を自分がしなければ給料なんてもらえないものなのだ。
ここを勘違いしている人は起業に向かない。(というか、会社員としてもこういう人は低レベルだが)
「ここまでやったからお金ください」なんてのはビジネスでは通用しない。
「0か100か」しかないということを意識しよう。

#その19. 知っていることは知らないよりも達が悪い
よくアドバイスで「こうやったらいいよ」「こういうものだよ」とか、
何が稼げますかね?と聞かれて「こういう稼ぎ方あるよ」と話すと「それ知ってる」と言う人がいる。
そういう人にこう言いたい。

「なら、やれ。」

行動しなければ「知っている」なんて何の意味もないということが分かっていない。
こう話すると「いや、いや、分かってはいるんだ」と言う人がいる。
しかし、

「分かっているなら、やっている。」

知識というのは何の意味もないということをいい加減理解するべきだ。
「頭で理解している」だけのものと「腹で理解している」ものは天と地ほどの差がある。
「腹で理解している」奴は強い。行動を伴い、経験に裏打ちされ、腹に落ちているからブレない。

「知っている」だけのことは実は「知らない」よりも達が悪い。

中途半端に知っているとリスクばかりが目につき、動きが取れなくなる。
しかし、アホな奴はそんなことを知らずに行動する。そして良くも悪くも結果を出す。

結果を出せない人というのは全部言い訳をする。
頭の良いふりをする。頭が良いように思えて、実は一番のバカなのだ。
そういう奴は、自分の人生すら言い訳をしているからどうしようもない。

#その20.行動するために覚えよう
知識の習得には2種類ある。
1つは、「説得」するために覚えるもの。
そしてもう1つは、「行動」するために覚えるものだ。
私は知識は覚えない。なぜなら、「行動」するために知識を得ているからだ。
会社で何か行動を起こすとなると周りを説得する必要がある。
そのためにはきちんと「言語化」出来るように組み立て、数字や原典なども「情報」として覚えておく必要がある。
しかし、起業の場合、自分が行動できればいいのだ。
だから、知識として覚えておく必要はない。
周りに上手く話せなくてもいいし、忘れていていい。
「行動の元」となるよう頭の奥になんとなくだけ残っていればそれで十分なのだ。

#その21.優先順位を間違えるな
成功しない人ほど優先順位を間違えている。
例えば、私が目の前に稼げる案件を提示しても、稼げないものに時間を投資する。
ほとんどが、金の稼げないやりたい事だけやっておきながら、『金稼ぎたい』『大きい事をしたい』なんて言ってるから救いようがない。
ポテチ食いながら『痩せたい』と言っている奴と同じだ。

##その22.底辺の人間だとまず認めろ
ある現場で、お金を稼ぎたいと思っているが行動できていないエンジニアに時給○万円もらえる仕事があるが、一緒にやらないか?という具合にエンジニアに話しをもちかけたことがある。
すると

「そんなものに時間をかけたくない」

と言ってきて驚いたことがある。
しかし、何かもっと凄い事をするために行動しているわけでもない。
平日は仕事終わって家でゴロゴロ、土日も家族サービスだけだ。
技術書を読んで勉強しているようだが、それはビジネスではなくただの「読書」。
金にならなければただの趣味だ。

こういう人は結構多い。
そういう人に私はこう言おう。

「何言ってんだ、お前は?」
「お前はスティーブ・ジョブズか?」

勘違いもはなはだしい。
自分をなんだと思っているのだろうか?
行動できてない時点で「底辺の人間」だと自覚した方がいい。
「底辺の人間」がなぜ仕事を選んでいるんだろうか?

「だからお前は稼げないんだ」

もちろん小金ではあるが、大金を稼ぐ術もなく行動も出来ない自分が何を言っているのだろうか?

「大きいことをしたい」「稼ぎたい」

と言ってるだけで何も出来てない奴はとても多い。

最後に

色々と書きましたが、結局のところは「行動力」です。
「成果を出す人」というのは「方法を知っている人」ではありません。
もちろん方法は大切ですが、方法というのは「行動」してみた結果、行き着いた答えのこと。
なので、「行動」せずに「方法」を求めるというのはアホのやることです。
大切なのは行動し、自分なりの答えを出しながら進んでいくこと。
成果を出す人というのは、「何かやりたい」と思ったらすぐに行動します。
頭の中だけで考えていても何も生まれないのです。
成果を出す人というのは「行動」でしか「結果」は生まれないということを必ず理解しています。
仕事が忙しいなどと言って何もしなければそれで終わり。
「何かを理由にしてやらない」という考えを変えない限り、あなたの人生が変わることはありません。

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