この記事は 慶應義塾大学SFC村井&徳田研 Advent Calendar 2015 の10日目の記事です。
UbuntuにNode.jsをインストールする方法は数多あれど、どれも一筋縄ではいかない。
普通に apt-get すると、バージョンが結構古かったり、node でなく nodejs コマンドで登録されたりする。PPA や NVM を使う手もあるけど、余計な手間がかかる。
もっと簡便なインストール方法はないだろうか?
そこで、以下の n package を使ったインストール方法をお勧めします。
導入手順
まず普通に nodejs, npm をインストールします。
$ sudo apt install -y nodejs npm
次に n package を導入します。
$ sudo npm install n -g
最後に n package を使って node をインストールします。
$ sudo n stable
混乱を避けるべく、最初に入れた古い nodejs, npm は消します。そして再ログイン。
$ sudo apt purge -y nodejs npm
$ exec $SHELL -l
ちゃんと最新かどうか、バージョンを確認してみましょう。
$ node -v
v11.8.0
複数バージョンの管理
n package は複数バージョンの管理もできます。
別のバージョンを入れたいときは、バージョン番号を指定すれば即時に切り替わります。update-alternatives の必要もありません。
$ sudo n 9.11.2
$ node -v
v9.11.2
stable, lts などの便利なエイリアスもあります。
$ sudo n lts
$ node -v
v10.15.1