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【Rails初心者】ページネーションを実装して自分好みにデザインを変える

Last updated at Posted at 2019-05-25

railsでのページネーションの実装とデザインの変更方法をまとめました。
ページネーションのデザインを自分好みに作れるとテンション上がります。
最終目標はこちら⬇︎
スクリーンショット 2019-05-23 21.13.10.png

#ページネーションの実装
kaminariというページネーション用のgemを使って実装していきます。
簡単に実装できるので一緒にやっていきましょう!
image.png
このようなページネーションができます。

##1.kaminariのインストール
Gemfileにgem 'kaminari'を追加し、$ bundle installでインストールします。

Gemfile
# 最後の行に追加
gem 'kaminari'

$ bundle install

gemをインストールした後は一度サーバを再起動しないとうまく読み込まれません。Ctrl-c でサーバを止め、$ rails sでサーバを起動しましょう。

これでkaminariをインストールすることができました。

##2.ページネーションを表示させる
controllerで、ページネーションを表示させたいデータに.page(params[:page])を追加します。
今回は例として、投稿データ(Post.all)にページネーションをつけていきます。

app/controllers/users_controller.rb
def index
  # ページネーションをつけたいデータに.page(params[:page])を追加
  @posts = Post.all.page(params[:page])
end

次に、viewでページネーションを表示させたいところに<%= paginate @posts %>を追加します。

app/views/posts/index.html.erb
<h1>投稿一覧</h1>

<ul>
  <% @posts.each do |post| %>
    <li><%= post.content %></li>
  <% end %>
</ul>

<%= paginate @posts %>

これでページネーションが実装できました!

ページネーションが1ページに表示するレコード数はデフォルトで25件です。ページネーションを表示させるために、レコード数が26件以上になるようデータを作りましょう。

レコード数が26件以上あれば、ページネーションが表示されます。

##3.ページに表示するレコード数の変更
1ページに表示するレコード数はデフォルトで25件です。このレコード数を変更したい場合は、controllerで.per(表示したいレコード数)を追加します。

例えば、.per(10)を追加すると1ページに10件のみレコードを表示します。

app/controllers/users_controller.rb
def index
  # .page(params[:page])の後に.per(10)を追加
  @posts = Post.all.page(params[:page]).per(10)
end

これで1ページに表示するレコード数を10件にすることができます。

#ページネーションのデザイン変更
ページネーションが実装できたら、デザインを変更して見た目を分かりやすくしましょう。

##1.bootstrapで見た目を整える
kaminariにbootstrapを適用させて、整ったページネーションにします。

まずはじめにbootstrapを読み込みます。
app/views/layouts/application.html.erbに以下のコードを追加して、アプリ全体にbootstrapを適用します。

app/views/layouts/application.html.erb
<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">

    <title>Microposts</title>
    <%= csrf_meta_tags %>

    <!-- コード追加 Bootstrap CSS読み込みコード-->
    <link rel="stylesheet" href="https://maxcdn.bootstrapcdn.com/bootstrap/3.3.7/css/bootstrap.min.css">
    <%= stylesheet_link_tag 'application', media: 'all', 'data-turbolinks-track': 'reload' %>
    <%= javascript_include_tag 'application', 'data-turbolinks-track': 'reload' %>
    <!-- コード追加 Bootstrap JavaScript読み込みコード-->
    <script src="https://maxcdn.bootstrapcdn.com/bootstrap/3.3.7/js/bootstrap.min.js"></script>
  </head>

これでアプリにbootstrapが適用されます。

次に、kaminariにbootstrapを適用させます。
以下のコマンドを実行しましょう。

command
$ rails g kaminari:views bootstrap3

このコマンドによりapp/viewskaminariフォルダが自動生成され、ページネーションにbootstrapデザインが適用されます。
スクリーンショット 2019-05-25 9.37.32.png
スッキリしたデザインのページネーションになりました!

##2.cssでデザインを変える
bootstrapを適用させることで、かなり見やすいページネーションになりました。次は、cssを変更してさらに自分好みのデザインに変えていきましょう。
app/assets/stylesheets/application.cssからデザインを変更していきます。

app/assets/stylesheets/application.css
/*ページネーション自体のデザイン*/
.pagination>li>a {			
  border: none;		/*枠線をなくす*/
  color: #696969;	/*文字の色を変える*/
}

/* 表示しているページ番号のデザイン */
.pagination>.active>a {		
  background: #93c9ff;	   /*背景の色を変える*/
  border-radius: 15px;	   /*角を丸くする*/
}

/*ホバー時のデザイン*/
.pagination>li>a:hover {		
  border-radius: 15px;	  /*角を丸くする*/
}

このようにcssを設定すると、デザインは以下のようになります。
スクリーンショット 2019-05-25 11.51.27.png

かわいらしいデザインになりました。

##3.ラベルを日本語に変更する
ラベルとは、ページ番号の前後についている<<First<Prveのことです。
デフォルトでは英語表記なので、こちらを日本語に変更していきます。

###railsアプリのデフォルト言語を日本語に設定する
ラベルはi18nに対応しています。
config/application.rbmoduleconfig.i18n.default_locale = :jaを追加し、デフォルト言語を日本語に設定しましょう。

config/application.rb
#最後
module Testapp(自分のアプリ名)
  class Application < Rails::Application
    # Settings in config/environments/* take precedence over those specified here.
    # Application configuration should go into files in config/initializers
    # -- all .rb files in that directory are automatically loaded.
    config.i18n.default_locale = :ja #追加
  end
end

サーバを再起動して設定を反映させます。Ctrl-c でサーバを止め、$ rails sでサーバを起動しましょう。

###ラベルの変更
config/localesに日本語変換用のymlファイルja.ymlを作成し、以下のコードを追加します。

config/locales/ja.yml
ja:
  views:
    pagination:
      first: "&laquo; 最初"
      last: "最後 &raquo;"
      previous: "&lsaquo; 前"
      next: " &rsaquo;"
      truncate: "..."

これでページネーションのラベルを日本語に変更できました!
スクリーンショット 2019-05-25 14.31.43.png
初期デザインと比べて、見やすいページネーションになりました。

##おまけ:ラベルをシンプルにする
ラベルをアイコンのみにすることで、よりシンプルなページネーションを作ることができます。
今回は、Font Awesomeからアイコンを探し使っていきます。

Font Awesomeのサイト

まずはじめに、Font Awesomeを読み込みます。
app/views/layouts/application.html.erbに以下のコードを追加して、アプリ全体にFont Awesomeを適用します。

app/views/layouts/application.html.erb
<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">

    <title>Microposts</title>
    <%= csrf_meta_tags %>

    <link rel="stylesheet" href="https://maxcdn.bootstrapcdn.com/bootstrap/3.3.7/css/bootstrap.min.css">
    <%= stylesheet_link_tag 'application', media: 'all', 'data-turbolinks-track': 'reload' %>
    <%= javascript_include_tag 'application', 'data-turbolinks-track': 'reload' %>
    <script src="https://maxcdn.bootstrapcdn.com/bootstrap/3.3.7/js/bootstrap.min.js"></script>
    <!-- コード追加 Font Awesome読み込みコード-->
   <link rel="stylesheet" href="https://use.fontawesome.com/releases/v5.8.2/css/all.css" integrity="sha384-oS3vJWv+0UjzBfQzYUhtDYW+Pj2yciDJxpsK1OYPAYjqT085Qq/1cq5FLXAZQ7Ay" crossorigin="anonymous">
  </head>

これでFont Awesomeが適用されました。

次に、config/locales/ja.ymlを編集します。
使用したいアイコンのコードに書き換えましょう。

config/locales/ja.yml
ja:
  views:
    pagination:
      first: <i class="fas fa-angle-double-left"></i>
      last: <i class="fas fa-angle-double-right"></i>
      previous: <i class="fas fa-angle-left"></i>
      next: <i class="fas fa-angle-right"></i>
      truncate: "..."

よりシンプルなページネーションにすることができます。
スクリーンショット 2019-05-25 15.03.33.png

##参考
Kaminariの使い方 まとめ - 猫Rails

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