こちらは「クソアプリ Advent Calendar 2025」の10日目の記事です。
はじめに
こんにちは。バックエンドエンジニアのIzminです。
業務ではインフラやフロントエンドなど手広く扱っており、なかなかGoでガッツリコーディングする機会が無いなと思い、「何かGoでモノづくりがしたいな〜」と思い立ちました。
せっかく作るなら、技術力向上と一緒に自己肯定感も向上させたいですよね?(真顔)
しかし、ただのToDoリストを作っても面白くありません。
どうせなら、見ているだけでニヤニヤできて、働くモチベーションが爆上がりするツールがいい。
そんな不純な動機と勢いで爆誕したのが、今回紹介する money-ticker です。
作ったもの
money-ticker
リポジトリ:https://github.com/izumitakuma/money-ticker
一言で言うと、「今日、現時点でいくら稼いだか」を秒単位でステータスバーに表示し続けるアプリです。
百聞は一見に如かず。こちらをご覧ください。
あなたの労働が、リアルタイムで「円」に変換されていく様を見ることができます。
アプリの仕様
機能はいたってシンプルです(ここだけ少し真面目な話)。
- 入力: ユーザーが「勤務開始時間」と「時給」を入力して起動。
- 計算: 現在時刻と比較し、経過時間 × 時給で「現在の稼ぎ」を算出。
- 表示: ツールバーにリアルタイムで金額を表示。
こだわりの「ブースト機能」
ただ計算するだけでは面白くありません。労働基準法(と私の遊び心)に則り、以下のブースト機能を実装しました。
- 残業モード: 定時を超えると時給1.25倍でカウントアップ!
- 深夜残業モード: 深夜帯に突入すると時給1.5倍のスーパーフィーバータイム!!
倍率が上がった瞬間、数字の増え方が加速します。
通常なら辛いはずの残業が、まるでゲームのボーナスステージかのように感じられることでしょう。
(表示も変わります
)

ユースケース(推奨)
このアプリは、以下のような崇高な目的で使用することを強く推奨します。
1. 画面共有でマウントを取りたい時
Web会議中、画面共有をする機会は多いですよね。
そんな時、あえてこのアプリを画面の隅に映り込ませておきましょう。
同僚 「あれ、〇〇さん、画面右上でなんかすごい勢いで数字増えてないですか?」
あなた 「(チラッ)あ〜これ? 今日の稼ぎ。今んとこ3万円くらいかな? 秒単位で可視化すると可愛く見えるよね(ドヤ顔)」
沈黙する会議室。注がれる羨望(あるいは呆れ)の眼差し。
「あ、俺今こんくらい稼いでるんだ〜」という余裕を見せつけることで、ミーティングの主導権を握りましょう。
2. 親御さんを安心させたい時
新卒で実家を離れ、東京で働くあなた。
故郷の両親は「ちゃんと食べていけてるのか」「金銭的に困っていないか」と心配しているものです。
そんな時は、ビデオ通話でこのアプリを見せましょう。
あなた 「母さん見て! 僕、こうやって喋ってる間にもチャリンチャリンお金稼いでるよ! ほら、1日でこんなに!」
母 「まあ……!(絶句)」
純真無垢な眼差しで報告すれば、親御さんの心配も一瞬で吹き飛ぶはずです。
(※仕送りを頼まれるリスクについては責任を負いません)
3. 自己肯定感を無理やり上げたい時
仕事でミスをした。上司に怒られた。
そんな時は、このカウンターを眺めてください。
「どんなに怒られていようが、トイレに行っていようが、私は呼吸をするだけで毎秒〇〇円を生成している……」
そう思うだけで、不思議と生きる力が湧いてきませんか? 来ますよね?
非推奨なケース(閲覧注意)
以下のような方には劇薬となるため使用をお控えください。
-
給料の安さに絶望している方
- 数字の上がりが遅すぎて、「俺の1秒、安すぎ……?」と虚無感に襲われます。世の中、知らないほうが幸せなこともあります。
-
集中力を保ちたい方
- 画面の端で常に数字が動き続けるため、全く集中できません。
- 「あと10円上がったらトイレ行こう」などと無駄なマイルールを作り始め、仕事になりません。真面目に働きたい方はインストールしないでください。
今後について
Goの勉強用として作ったクソアプリですが、意外と愛着が湧いています。
もし、GitHubのスターが 100 を超えたら、以下の機能追加を検討しますw
- 「納税額」のリアルタイム減算機能(手取りの現実を突きつける)
- 「推しへの課金」換算モード(ガチャ○回分、と表示)
少しでも「くだらねぇw」と思っていただけたら、ぜひスターをお願いします!
励みになります!
明日の クソアプリ Advent Calendar 2025 もお楽しみに!
