LoginSignup
0
0

More than 1 year has passed since last update.

海中の通信技術について

Last updated at Posted at 2021-12-24

本日はクリスマス・イブ。
みなさん、サンタさんにお願いするプレゼントは決まりましたか?
私はリゾートダイバーとして、これをお願いしたいと思います。

「ダイビング中にスマホが使えますように!」

5Gがスタートし、都内ではちょこちょこと5Gに繋がってたりしますが
普段私達が使っている高周波な電波は水中では数cmで減衰して使えなくなってしまいます。
海中では長距離通信できる音波を利用することが多いそうですが、情報量は少なく低速だとか。

そこで登場するのが「青色LED光通信」光を使って通信する方法です。
速度や情報量は4Gと遜色ないそうなので、これを使えば海中でのスマホ利用も夢じゃない?!

実際にKDDI研究所が海中での通信実験を行って、陸上と海中5mでのLINEでのやり取りが成功したそうです。
海中での通信が一般的に利用出来るようになれば位置情報を利用した海中マップアプリや、
ダイバー同士のやり取り履歴が残せるアプリ、ダイビング中にログを付けられる1アプリなどアプリ制作の構想は広がるばかり。

またレジャーだけでなくNTTが3〜4年後の実用化を目処に研究を行っている時空間等化技術やALANコンソーシアムが進める可視光による無線通信技術、5Gを連携させたビックデータ化なども港湾や橋梁など浅瀬にある設備の測量・点検・整備や水産業に大きく貢献できる技術として期待されています。

通信ネットワーク未開拓と言われる海中での通信技術が徐々に整いつつある中で、微力ながらアプリ制作という側面で貢献できたらいいなと思いながら、ベットに靴下を掛けるのでした。


  1. ログ付けとはダイビン中に見た魚などを履歴として残すこと 

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0