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オークファングループAdvent Calendar 2019

Day 25

SIerからオークファンに転職してきたエンジニアのお話

Last updated at Posted at 2019-12-24

はじめに

こちらは オークファングループ Advent Calendar 2019 25日目の記事になります。
オークファンに転職してきて25日目の @iwatake255 がお送りいたします。

今回は入社してきた直後ということで、転職エントリ風味の内容で書かせていただきます。
転職者の目線や考え方を紹介することで、オークファンってどういう会社なのか知ってもらう足掛かりになればと思います。

ざっくりとした経歴

  • 地方公立大(情報系)→大学院卒
  • 職歴
    • 新卒で零細SESに就職 (前々職)
      • :one: 大手半導体メーカーのR&D案件 (新卒~6年間くらい)
      • :two: 大手コンサルの下でBtoB案件色々 (4年間くらい)
    • 中小SESに転職 (前職)
      • :three: BtoB中心に色々な案件 (4年間くらい)
    • オークファン(Web系)に転職
  • 技術スタック
    • 要件定義~テスト工程まで幅広く
    • ~8人くらいまでのマネジメントOK(PL)
    • C/C++/Java/PHP
    • Oracle/MySQL/PostgreSQL/Symfoware
    • HTML5/CSS/javascript/jquery
    • SpringBoot/Struts

結論、転職してどうだったのか

入社1ヵ月経っていないので、まだすべてにおいて良かったかどうかは判断できない状態です。
ただ、この短い期間内でも確実に「良くなった」と思う部分はいくつもあります。
私自身は、いわゆる「退職エントリ」や「SIer脱出」系の記事にあるような強烈な不満を前職に持っていたわけではありません。そんな私でも「良くなった」と思えるので、転職してきて正解だったなと思っております。

転職に必要な「判断軸」

『発売2か月で10万部のベストセラー』『転職の思考法』


このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 | 北野 唯我 |本 | 通販 | Amazon

によると、

転職に必要なのは
「情報」でも
「スキル」でもなく、
確かな「判断軸」である。

とあります。

以下、私が転職時に設定した「判断軸」で、現職がマッチしていた部分について挙げていきたいと思います。

判断軸:基本的な考え方

『転職の思考法』では、ある人の市場価値(マーケットバリュー)について以下のように述べています。

マーケットバリュー=技術資産×人的資産×業界の生産性

マーケットバリューと給与は長期的には必ず一致する。

さらに、

マーケットバリューは業界の生産性に最も大きな影響を受ける

とも書かれており、伸びている業界で働くことの価値を説いています。

判断軸:既存業界の非効率を突くロジック

同書の中で、「これから伸びるマーケットを見つける二つの方法」として以下が紹介されています。

既存業界の非効率を突くロジックに着目する

開発部長がご紹介しているとおり、弊社は滞留在庫を解消することを目的としたサービスを展開しております。

まさに「既存業界の非効率を突くロジックに着目する」という条件を満たしているのではないかと思いました。

判断軸:現場のメンバーだけとの面談

同書の中で、いいベンチャーを見極めるポイントの1つとして

現場のメンバーは優秀か? ベンチャーの軽系人は優秀であるのが当たり前だが、他も優秀か?

が挙げられており、それを評価するための方法として「現場のメンバーだけの面談」をセットしてもらうように勧められています。

オークファンの場合、上記のようにお願いしたところ(私の場合は)二次面接を現場の開発メンバーのみでセッティングしてもらうことができ、非常にありがたかったです。

判断軸:中途を生かすカルチャー

また、転職先の企業を選ぶ際の確認ポイントとして

中途を生かすカルチャーはあるか

が挙げられています。

弊社の執行役員には、グループ外からの転職組も多数含まれています。
また、先の面接をしてもらった現場メンバー(PL)についても私と同様SIerからの転職組であり、SIerからの転職でも活躍できる可能性が高いと感じました。

現在、転職して1ヵ月

転職してきて間もないので、前述の判断軸が正しかったかどうか分からないものがほとんどです。
ただ、今わかっている範囲でも十分な恩恵があったと思っています。

AWSなどのあまりタッチしてこなかった領域の勉強は大変ですが、十分な時間を使って勉強しても良いと言われています。ありがたいことです。
逆に、SI流のかっちりとした設計を出せるという点では自分の武器が十分通用している実感もあり、Win-Winの関係を築けていると思っています。

作業PCは十分なスペックでストレスに感じることは概ねありません。
人権未満のPCや激重シンクライアントに当たるかもしれない恐怖からは解放されました。

開発環境や言語はモダンで、便利で、スキルとして十分価値の高いものばかりです。
intellijとか、kotlinとか、AWSとか、オートスケールとか、元いた世界では「伝説上の魔法」とされてきたものたちが、ここでは現実のものとして自分の手で扱えます。

オフィスはきれいで、開放的で、(常識の範囲内で)自由です。キーボードの持ち込み程度でガタガタ言われることはありません。
なんかバランスボールに座って仕事してる人もいますし、なんだったら部長が自らが超フリーダムなキーボードを持ち込んでいます

これらは全て前職では手に入れ難いものでした。転職して良かった!

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