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LINEWORKSAdvent Calendar 2020

Day 3

LINE WORKS から FAX を送信する Bot をつくってみた

Last updated at Posted at 2020-12-02

LINE WORKS Bot から FAX を送る

今回はシンプルに、Bot に pdf を送ると決まった宛先に FAX 送信するように作ってます。
実用を考慮して送信先を Bot との会話で指定したり、pdf 以外のファイルを送信したりできるように作ることも可能です。
image.png

##LINE WORKS Message API のアップデートでファイル送受信可能に

LINE WORKS の Bot がファイルを受信できるようになっています。

トークでファイルを送ったら、FAX してくれる Bot をつくってみます。

##ファクス送信は ClickSend の FAX Gateway サービスを使う

https://www.clicksend.com/en/fax/
サインアップすると、200 円分くらい試用が可能です。FAX 送信料金は $0.1003 / 枚。

Http アクセス可能な場所においた pdf を API で送信できます。
https://developers.clicksend.com/docs/rest/v3/#ClickSend-v3-API-Fax

##Microsoft PowerAutomate でフロー作成

PowerAutomate に ClickSend のコネクタが追加されたので、今回はこれを使います。

トリガーに "HTTP 要求の受信時" を選択。
image.png
image.png

要求本文の JSON スキーマを "サンプルのペイロードを使用してスキーマを生成する" で生成します。
ペイロードのサンプルは、こちらのページの記載を用います。
TITLE: メッセージ受信 - Callback 形式 (message)
URL: https://developers.worksmobile.com/jp/document/100500901?lang=ja

-> Request Example - type "file" の箇所

{
  "type": "message",
  "source": {
    "accountId": "admin@example.com",
    "roomId": "12345"
  },
  "createdTime": 1508062056427,
  "content": {
    "type": "file",
    "resourceId": "WAAAQPwBexX2HnseNvvM9Zyhvp2kIRF3Ul7L7/aMVti8="
  }
}

image.png

次にユーザーから Bot 宛てに送信されたファイルを取得するために、"HTTP" をアクションに指定します。
image.png

コンテンツ ダウンロード API 実行用の設定を行います。
TITLE: コンテンツダウンロード
URL: https://developers.worksmobile.com/jp/document/1005026?lang=ja
image.png

PDF ファイルを ClickSend の API がアクセス可能な場所に転送します。FTP をつかってます。
image.png

ClickSend のコネクタで SendFax のアクションを使用します。
image.png

Fax の送信先や PDF の URL などのパラメータを指定します。
image.png

送信が完了したことをユーザーに返信する処理をいれてます。
image.png

##動作確認
作成した Bot にトークで PDF ファイルを送ることで、FAX 送信が行われます。

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