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数日前に開いたフォルダが見つからないので、Windowsの「フォルダ履歴」アプリを作った

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背景

数日前に作業したフォルダへもう一度戻りたいのに、正確なパスを覚えていない——という状況が頻繁にありました。

プロジェクトのフォルダ、ネットワーク共有、深い階層のフォルダを日常的に行き来していると、名前順のフォルダ一覧だけでは「あれ、どこだったっけ」となりがちです。

ブラウザには訪問履歴があるので過去に見たページへすぐ戻れますが、Windows Explorerのフォルダ移動には、それに相当する検索可能な履歴がありません。

このギャップを埋めるために、小さなWindowsアプリ Location History を作りました。

Location Historyとは

Windows ExplorerとQ-Dir(サードパーティのファイラー)で開いたフォルダを記録し、あとから検索・再訪できるようにする、ファイル/フォルダのナビゲーション履歴ツールです。

GPSや位置情報の記録・追跡ではありません。 ここでの「Location」はファイルシステム上のパス(フォルダ)を指しており、地理的な位置情報は一切扱いません。データはすべて端末内に保存されます。

できること

  • History: ExplorerとQ-Dirで開いたフォルダを自動記録
  • Places: よく使うフォルダを手動でピン留めし、履歴とは別に保持
  • Tree view: 記録したフォルダを階層構造で表示
  • Search: 履歴・Placesをパス/名前で絞り込み
  • Undo / Redo: ピン留め操作等の取り消し
  • 一括操作: 複数選択でのピン留め/解除

GUI(location-history-gui.exe)が日常利用の主画面で、CLI(location-history.exe)は診断・メンテナンス・高度な操作向けです。通常利用ではCLIを意識する必要はほとんどありません。

普段どう使っているか

  1. 普段どおりExplorerやQ-Dirでフォルダを開く(記録は自動)
  2. 数日後、そのフォルダへ戻りたくなったら、GUIのHistoryやTree viewから検索
  3. 見つけたら開く
  4. よく使うフォルダは事前にPlacesへピン留めしておき、履歴に埋もれないようにする

という流れで使っています。

なぜExplorerのRecent Itemsだけでは足りなかったか

Windows標準のRecent Items(最近使用した項目)は主にファイル単位の履歴で、フォルダそのものへのナビゲーション履歴としては情報が薄く、また複数のファイラー(Explorer / Q-Dir)を横断した記録もされません。Location HistoryはExplorerとQ-Dirの両方からフォルダ単位の移動を記録することで、この間を埋める設計にしています。

Privacy

  • 処理はすべてローカル・オフラインです。analytics・telemetry・クラッシュレポート・アップデートチェック・クラウド同期は一切ありません
  • 記録したフォルダ履歴・Placesは、端末内の%LOCALAPPDATA%\location-history\にのみ保存されます
  • フォルダ履歴は作業内容やプロジェクト名を推測できる情報になり得るため、エクスポート/コピーしたファイルはブラウザ履歴と同様に個人情報として扱ってください

ダウンロード

GitHubのpre-releaseからZIPをダウンロードして展開するだけで使えます。インストーラーや管理者権限は不要です。

現在の位置づけ

  • v0.1.0のpre-releaseです
  • Windows PC(business PC / RDP環境を含む)で動作確認していますが、他の環境は未検証です
  • Q-Dir連携はQ-Dirがインストール・起動している場合のみ有効です。Q-Dirがなくても、Explorerの履歴機能は通常どおり使えます
  • ライセンスはMITです

まだpre-releaseで検証範囲も限定的ですが、同じように「あのフォルダ、どこだっけ」を減らしたい人の参考になれば幸いです。感想やissueはGitHubリポジトリでお待ちしています。

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