ビジネス・ルールとは
PBCS内の「Calclation Maneger」を利用して、
GUIまたは独自スクリプトによるコーディングで計算処理を定義できる機能。
主な使用例
- 積上処理:ディメンションの子メンバーの集計値を親メンバーに積み上げる処理
- 配賦処理:部門や製品を横断して発生する費用を、配賦基準に従い配分する処理
- データコピー処理:例)予算案→最終案への金額コピー
機能概要
- GUI上での作成またはスクリプトによる作成が可能
- (GUI作成の場合)コンポーネントを配置し詳細な条件を設定し、ルールを作成できる
- WebFormとの紐づけが可能 (フォームから金額入力→画面上でビジネスルールを起動することで即時計算が可能)
使用方法
【作成する場合】
EPM Cloud>ナビゲーションメニュー>作成および管理>ルール より
Calclation Managerを起動
【使用する場合】
① EPM Cloud>ルールより 起動したいルールを選択
スクリプトによるコーディングについて
上記にも記載した通り、ビジネス・ルールはGUIでの作成が可能
→ 但しGUI作成の場合、計算フォーマットに制限があることから、実際にはカスタマイズ性の高いスクリプトによる開発が一般的
→ 次項からはスクリプトによる開発を前提として、おもな計算処理を紹介します