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【PBCS】EPM Automate(EPM自動化)について(その2)

Last updated at Posted at 2019-04-01

前記事:【PBCS】EPM Automate(EPM自動化)について(その1)

3. replayコマンド

SMartViewで操作を覚えさせて、同じ動作を(複数回)行ったときのパフォーマンスを検証できる機能
 ・当コマンドを使用することで、SmartViewの負荷がリプレイされる
  ⇒高負荷でのパフォーマンス・テストが可能。システムテスト等に有効。
   例)高負荷のテスト環境でユーザー操作をテスト後、
    本番環境移行後もサービスが問題なく実行されるかどうかを確認する
  

【前提】

・SmartViewがインストールされていること
・EPM Automateがインストールされていること
・Fiddlerがインストールされていること(Fiddlerを使ってHARファイルが作成出来る必要がある)
 https://www.telerik.com/download/fiddler
  

【実行の流れ - 目次】

①環境準備
②HARファイルの作成
③リプレイファイルの作成
④replayコマンドの実行

【実行の流れ】

①環境準備

 1.replayコマンドを実行するマシンに次のツールがインストールされていることを確認する(導入方法は【前提】を参照)
   ・EPM Automate
   ・SmartView
   ・Fiddler
 2.Fiddlerのオプション設定を行う
   ・Fiddlerを開く
    ※ポップアップが出た場合はNo
   ・Tool > Option > HTTPSを開く
   ・Decrypt HTTPS trafficをチェック
   ・Trust the Fiddler Root certificate?⇒ Noを押下
   ・OKを押下してオプションを閉じる

②HARファイルの作成

 1.SmartViewから任意のPBCS環境にログインする
 2.Fiddlerを開く
 3.記憶させるSmartView操作を行う
  例)Webフォームを開く⇒データ入力⇒データ送信
  ※証明書に関するポップアップが表示されることがあるので、その場合は「はい」をクリック
 4.File > Export Sessions > All Sessionsをクリック
 5.「Select Export Format」で、エクスポート形式として「HTTPArchive v1.1」を選択して「Next」をクリック
 6.任意の場所にHARファイルを保存する

③リプレイファイルの作成

 1.新規Excelを開き、以下の要領で環境情報を入力する
  列A:ユーザ名
  列B:パスワード
  列C:実行するHARファイル
  ※複数環境 または 複数ユーザーを使用する場合は複数行にして入力
 2.CSV形式でファイルを保存
 3.テキストエディタで開きなおし、「UTF-8」で上書き保存する

④replayコマンドの実行

 1.コマンドプロンプトを開く
 2.epmautomateでログイン
  -- epmautomate login [ユーザ名] [パスワード] [PBCS URL] [ドメイン名]
 3.replayコマンドを実行
 -- epmautomate replay "リプレイファイル" trace=true[> "出力ログパス"(ログを残す場合)]

4. データ・ロード・ルール(FDMEE)の実行

epmautomate rundatarule 【データ・ロード・ルール名】 【開始期間】 【終了期間】 【インポート・モード】 【エクスポート・モード】 【取込ファイル名】

【コマンド例】

epmautomate rundatarule DLR_Actual 202704 202706 REPLACE STORE_DATA 202704_ActualData.csv

※【データ・ロード・ルール名】 【開始期間】 【終了期間】 は、
 FDMEEで事前に定義したものを使用します。(詳細はFDMEEの項参照)
※インポートモード、エクスポートモードの設定値は、EPMマニュアルを参照
※取込ファイル名はパスを含めない(マニュアルでは含めて表記されているが、実際そうすると取込エラーになった)

5. 受信/送信ボックスのファイル確認

・取込ファイルは事前にPBCS環境にアップロードされている必要があります。(EPMAutomateで実行可能)
・取込を確認するために、以下のコマンドでファイルの存在を確かめます。

epmautomate listfiles

6. ビジネス・ルールの起動

epmautomate runbusinessrule 【ビジネス・ルール名】 【置換変数に渡す値】

【コマンド例】

epmautomate runbusinessrule BR001_○○処理 P_Years=FY27 P_Period=M02
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