ラズパイマウス用の Raspberry pi model 3b にubuntu 18.04 をインストールしました。
初期セットアップの際、無線の設定をしてから、cron では power management を切る設定がうまくいかず、再起動して iwconfig で確認すると設定がオンに戻る現象が発生しました。
##当初試してみた方法
引用: ryuichiueda/raspimouse_book_info/ubuntu18.md
$ sudo apt install wireless-tools
$ sudo crontab -e
...(次の1行を追加)...
@reboot /sbin/iwconfig wlan0 power off
$ sudo reboot
$ iwconfig
....
wlan0 ...
Power Management:off <---- 確認
この方法で設定して「確認」すると、リブート後にPower Management:on
のままでした。
コマンドラインでは、直接設定変更可能
iwconfig
では普通にPower Management:off
が変更できます。
$ sudo /sbin/iwconfig wlan0 power off
$ iwconfig
....
wlan0 ...
Power Management:off
reboot 後も Power Management:off にする設定
まず、crontabで再度ファイルを開いて追加した一行を削除して元に戻します。
その後、default-wifi-powersave-on.conf
をvi
で修正します。
$ sudo vi /etc/NetworkManager/conf.d/default-wifi-powersave-on.conf
開いたファイルは次のようになっていました。
[connection]
wifi.powersave = 3
上記の数字の「3」を「2」に変更して保存し vi を閉じます。そして、リブート後にiwconfig
で再度確認し、wlan0
がPower Management:off
となっているかを確認してください。
##その他
試しに、手動でpower management
をon
にしてから、リブートしてみました。
$ sudo /sbin/iwconfig wlan0 power on
$ iwconfig
....
wlan0 ...
Power Management:on
$ reboot
リブート後には、自動的にpower management:off
に戻りました。
$ iwconfig
....
wlan0 ...
Power Management:off
[参考: https://askubuntu.com/questions/85214/how-can-i-prevent-iwconfig-power-management-from-being-turned-on]