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GitHubのAutoLinkでBacklogの課題を参照しやすくした

Last updated at Posted at 2024-03-19

はじめに

 所属している開発チームでは、タスク管理にBacklogを、ソースコードの管理にGitHubを使っています。コミットメッセージ・ブランチ名・プルリクにBacklogの課題キーを入れて、コード変更とタスクとを関連付けています。
 しかしタスク内容を確認するためには、毎回Backlogを開いてGitHubに書かれた課題キーで検索する必要があり、手間でした。
 タスク確認を楽にするため、AutoLink機能を導入し、GitHubからBacklogの課題を参照できるようにしました。

AutoLinkとは

 GitHubのAutoLink機能は、コミットメッセージ・ブランチ名・プルリクに特定の文字列が含まれている場合に、その文字列に対して自動的にリンクを生成する機能です。この機能を使って、Backlogの課題キー (PROJECT-000) に自動的にリンクを付け、GitHub上から直接Backlogの課題ページへアクセスできるようにしました。

GitHubのプランによっては使用することができません。
詳細は参考に記載したGitHub公式ページをご確認ください。

設定方法

1. GitHubリポジトリの設定にアクセス

設定を行いたいリポジトリにアクセスし、上部メニューの「Settings」をクリック

2. AutoLinkの設定へ移動

左のメニュー最下部にある「Autolink references」をクリック

qiita.png

3. 「Add autolink reference」をクリック

qiita2.png

4. Autolinkのパラメータ入力

Autolinkの設定画面

image.png

  • Refrenceprefix
    リンクとして設定したい文字列(Backlogの場合は課題キー)
    e.g.) PROJECT-
  • Target URL
    GitHubから飛びたいリンク先のURL
    e.g.) Backlogの場合:
https://hoge.backlog.com/view/PROJECT-<num>

<num>にはPrefixで設定した文字列より後ろの値が自動的に代入され、URLが作成される仕組みです。
代入される値は、「Alphanumeric」なら英数字すべて、「Numeric」なら数字だけになります。
e.g.) ブランチ名:PROJECT-777-developの時作成されるリンク

Alphanumeric:
https://hoge.backlog.com/view/PROJECT-777-deveplop
Numeric:
https://hoge.backlog.com/view/PROJECT-777

最後に「Add autolink reference」をクリックして設定を反映させます。

image.png

反映後

一度設定すると、削除以外に設定変更する方法がないため注意。

image.png

参考

外部リソースを参照する自動リンクの構成 / GitHub

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