WordPressやWebサイトの高速化を考えるなら、キャッシュを使うことは必要不可欠です。
でも、キャッシュというと、複雑で、副作用で、難解で、なかなか手につけにくくて、理解は後回しになりがちです。
そこで、WordPressに関連するキャッシュについて、理解した内容をまとめてみました。
WordPress/Webサイトの「キャッシュ」とは
WordPress や Webサイトに限って言えばどういうことか？ということを端的にいうと
サイトの表示を速くする仕組み
もうちょい長く言うなら
Webページの構成要素を、速くダウンロードできる場所に、あらかじめ溜めておく仕組み
構成要素をあらかしめ溜めておく仕組み、という感じで考えても良いかもしれません。
「キャッシュ」という言葉は、最初ボヤッと理解して、それぞれの具体的なキャッシュを覚えてからイメージを湧かせた方が良いかもしれません。
ただ、キャッシュの重要なポイントがあります。
キャッシュが溜まるまでは遅い
つまり、初回やキャッシュの有効期限が切れたときのページ表示には、キャッシュは効果がありません。
この原則を忘れてしまうと、一生懸命に無駄なパフォーマンスチューニングをしてしまって、無駄な時間を費やすことになりますか。（経験談）
WordPressのキャッシュの種類と効果
実際のページを表示するまでには、たくさんのステップがあります。
それぞれのステップに対してキャッシュを持つことで、高速化することができます。
そのキャッシュの種類には下記があります。
- ページ・キャッシュ
- ブラウザ・キャッシュ
- オブジェクト・キャッシュ
- データベース・キャッシュ
- Transit API
- CDN(Contents Deilivery Network)
他にも、APC Cache や PHP Cache、コードキャッシュなどキリが無いほどありますが、基本的には上記ほど効果があるものには出会えていません。
WordPressでキャッシュが効果を発揮する順番は？
こちらをご覧ください。
キャッシュ利用のためのチェックシートもありますので、ぜひ活用しましょう！
皆様のサイトがいつも素早く表示されるようになりますように。