※初心者向け
※アウトプット練習の為
開発環境
rails 6.0.4.4
ruby 2.6.5
概要
対象の文字列の末尾に位置する文字を取得し、それらを任意の回数繰り返して出力するプログラムを実装します。
##問題内容
以下の要件を満たすextra_endメソッドを実装しましょう。
・対象の文字列から末尾にある2文字を取得すること
・取得した2文字を3回繰り返して出力すること
雛形
def extra_end(str)
# 処理を記述
end
# 呼び出し例
extra_end('Hello')
出力例:
extra_end('Hello') → 'lololo'
ヒント
sliceメソッドを使いましょう。
sliceメソッド
sliceメソッドとは、配列や文字列から指定した要素を取り出すことができるメソッドです。
# 配列を作成します
array = [0,1,2,3,4,5,6]
# 配列から引数で指定した要素を取得します
ele1 = array.slice(1)
puts ele1
#=> 1
# 配列番号-4から4つ分の要素をsliceします
ele2 = array.slice(-4,4)
puts ele2
#=> 3, 4, 5, 6
# 配列はもとのままです
puts array
#=> [0,1,2,3,4,5,6]
##解答
def extra_end(str)
char_num = str.length
right2 = str.slice(char_num - 2, 2)
puts right2 * 3
end
# 呼び出し例
extra_end('Hello')
解説
extra_end('Hello')でメソッドを呼び出した場合の解説をします。
まず、1行目のextra_endメソッドの仮引数strには対象の文字列’Hello’が格納されます。
そして、2行目ではstrに対してsliceメソッドを使用し、指定した要素を取り出しています。
sliceメソッドの1つ目の引数では、文字列(Hello)の後ろから2番目の要素を基準点としています。
そして、2つ目の引数により、基準点から2つ分の要素を取り出しています。
今回の場合、「H,e,l,l,o」の後ろから2番目の要素は「l」です。そして、基準点「l」から2つ分の要素である「lo」が取り出されるので、end_str = loとなります。
最後に、2 * 3と記述することによって、「lololo」と出力されます。