この記事は WESEEK Advent Calendar 2020 10日目の記事です。
エンジニアとして働く上で大事なポイントまとめてみた
株式会社 WESEEK で新卒エンジニアとして働いている itizawa です。
エンジニアとして働く上で大事なポイントをまとめてみました。
今回あげたポイントは個人的な意見です。
もちろん会社の文化に強く影響は受けていますが...!
他人のレビューを見て盗め
コードレビューは多くのことを学べます。
コーディングに関することだけでなく、そのプロジェクトの文化や向いている方向。
コードレビューの回数が多ければ多いほどズレを修正できます。
その回数を増やすために、他人が受けたレビューをみています。
実装を追いかけるのは大変ですが、追いかけるのが大変なコードということは理解度が低いということ。
逆に成長の機会だと思い積極的に追いかけています。
また、コンテキストに適応することができるので、一緒に悩むことができます。
エンジニアは団体戦です。自分の力が 10 から 7 に落ちたとしても全体のパワーを高めることができればそれは価値のある行動だと思います。
公式ドキュメントで読めは大体正しい
有名ですが、これは本当に大事でした。
ググると答えが見つかります。しかし、今後もググり続けなければいけません。
ドキュメントには答えはありません。しかし、原因解決のために何を考えれば良いのかが学べます。
そんな感じ
最近だとドキュメントを読んでもわからない問題に当たることがあります。
それは現場の開発チームも最前線で戦っている問題だったりします。
そんな時、issue や release note をみると、答えがあったり最悪迂回策が提案されていたりします。
つまり、一次情報を信頼しておけば良いということだと思っています。
ちなみに、初心者をドキュメントで殴ってはいけません。
https://qiita.com/hiraike32/items/32840b11536fa1b78621
垂れ流しは大事だが捕球率を高くするにはコツがいる
弊社では垂れ流しの文化があります。
取り組んでいるものを、 slack に流していくことで誰かがアドバイスくれたり、苦戦しているものの答えをくれる。
ですが闇雲に垂れ流しをしているだけでは答えてくれないこともあったりします。
メンションを送って明確に助けを求めるのか、なるべく答えやすい質問で投げるのか
捕球率をあげる方法は人それぞれ...
人と人とのコミュニケーションに正解はないと思いますが、常に模索することが大切です。
できることを増やして、できる人を増やす
仕事が多くて成果が出せない時、それは難しい仕事が多くで時間を取られているわけではなかったりします。
細かい仕事に追われすぎて大きな仕事を考える暇がなくなる。
そんな時に、別の誰かにお願いする。
その人ができなくても一度手間がかかっても教えることで2回目以降には楽できます。
同時に、余った時間を活用してできることを増やして行きます。
それが自分の成長にもチームの成長にも繋がります。
サイクルを繰り返すことが大事です。
開発以外の仕事はサブクエスト
エンジニアとて開発以外の仕事も降ってきます。
楽しいことだけをやっていれば良いわけではないのです。
そんな時、サブクエストだと思って取り組むようにしています。
仕事のイメージを持ってしまうと後回しになりがち。
しかも何か細かいカイゼンを見つけた時、「仕事が増えるから黙っとこ...」となってしまう。
これを他者貢献のためだと思ってやると、褒められなくなった時にやらなくなってしまう。
そこで内なる実績トロフィーの獲得のためにやるようにする。
なんか楽しくなる。
くだらないけど大事だと思います。
誰かが梯子をかけ先導することで人はついてくる
実はこの Advent Calendar は私が提案して実現したことになります。
提案したのは 11月末とかなり直前でしたが、自分から1日目・5日目を埋めて、記事を書くと何人かが後に続いてくれました。
結果として現在 Calendar にはほとんど埋まっています。感謝です。
この経験から 「誰かがやってくれれば後に続くのになぁ」 という考えは捨てて、自分がその道を作ることが大事だと学びました。
※この記事は WESEEK Tips wiki に 2020/12/10 に投稿された記事の転載です。
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