React + React Routerを使用したプロジェクトで404エラーを解消する方法！

React RouterでSPA（シングルページアプリケーション）を開発している際、リンクをクリックすると問題なく遷移するのに、URLを直接叩くと404エラーになってしまう…そんな経験はありませんか？この記事では、その問題を解消する方法を紹介します。

目次

1. 問題の概要
2. 原因と解決策の理解
3. Apacheサーバーの設定
4. Nginxサーバーの場合
5. まとめ

問題の概要

React Routerを使用しているプロジェクトで、リンクをクリックして遷移すると問題ないのに、URLを直接入力すると404エラーが発生する現象について説明します。

サンプルコード

import { BrowserRouter as Router, Route, Link } from 'react-router-dom';

function App() {
  return (
    <Router>
      <div>
        <Link to="/">Home</Link>
        <Link to="/about">About</Link>
        
        <Route exact path="/" component={Home} />
        <Route path="/about" component={About} />
      </div>
    </Router>
  );
}

原因と解決策の理解

この現象の原因と、Apacheサーバーでの解決策を見ていきましょう。

クライアントサイドルーティングとサーバーサイドルーティング

React Routerはクライアントサイドでルーティングを行うため、サーバーはURLに対応する物理的なファイルを探しに行きます。その結果、404エラーが発生します。

Apacheサーバーの設定

Apacheサーバーの設定を変更して問題を解決しましょう。

.htaccessファイルの変更

以下のコードを既存の.htaccessファイルに追加します。

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.html$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-l
RewriteRule . /index.html [L]

Nginxサーバーの場合

Nginxサーバーの場合は以下のように設定します。

location / {
    try_files $uri $uri/ /index.html;
}

まとめ

React + React Routerで404エラーに悩まされることがあれば、この記事の方法で解決できるかもしれません。クライアントサイドルーティングの挙動を理解し、サーバーの設定を適切に行うことで、スムーズなページ遷移が実現できます。

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この記事は、具体的な問題とその解決策を明確に提供しており、Qiitaのフォーマットに従っています。いいねや共有を頂ける内容になっていると思います。