#本記事の内容
本記事ではJavaScriptを用いて数値に対して手を加えます。
間違い等ある場合、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。
#Math.floor/Math.ceil/Math.round/toFixed/Math.random
####Math.floorは小数点以下を切り捨てるメソッド。
####Math.ceilは小数点以下を切り上げるメソッド。
####Math.roundは四捨五入するメソッド。
####num.toFixedは指定した小数点まで表示するメソッド。
以下で実際に確認していきます。
以下コード
デベロッパーツールにて表示確認
(option + command + I で表示可能。Chromeを使用していることとする。)
const num = 9.333333
console.log(Math.floor(num)); #9と表示される
console.log(Math.ceil(num)); #10と表示される
console.log(Math.round(num)); #9と表示される
console.log(num.toFixed(5)); #9.33333と表示される
#Math.randomメソッド
####Math.random()*Xは指定した範囲内で数値をランダムに得るメソッド。
例えばデベロッパーツールにてconsole.log(Math.random()*3)
と記述すると、0~2までの範囲で数値をランダムに表示する。では、指定した範囲で整数値を取得するにはどの様にすれば良いのか?
範囲をmin~maxの範囲で整数値を取得するとするならば、以下の式が成り立つ。
Math.floor(Math.random(max+1-min))+min
順序立てて考えていく
~範囲~
5(min)~10(max)までの範囲で整数値を取得するとする。
・Math.random(11)で0~10までの数値をランダムに取得する。
・しかし、今回は5~10までの範囲で考えているため、このままでは0~4までの整数値が含まれてしまう。
・一度0~6((10+1)-5)の範囲で整数値を取得し、後からminとなる整数値を足せば良い!
・よって上記に記述した式が成り立つ(ただし、上記の式はMath.floorと記述していることから整数値を求めていることに注意)。
※わかりにくければ、定規の様なものを意識するといいかもしれない。
#最後に
最後までお付き合いいただきありがとうございました。