Exchange Onlineの配布グループ(配布リスト)を手動でひとつずつ作成していくのは、数が多くなるほど手間がかかる作業です。特に部署異動やプロジェクト立ち上げのタイミングでまとめて複数のグループを作らなければならない場面では、GUIでの作業は非効率になりがちです。
そんな配布グループの一括作成・メンバー登録・所有者登録を、CSVファイルとPowerShellのコマンドレットを使って効率化する方法を紹介している記事を見つけたので共有します。
実際の手順などは以下の元記事からご確認ください。
元記事:
概要
記事では、以下の3つの操作をそれぞれCSVファイルとPowerShellコマンドレットで一括処理する手順が、具体的なCSV書式・コマンド例つきで解説されています。
- 配布グループの一括作成(
New-DistributionGroup) - 配布グループへのメンバー一括追加(
Add-DistributionGroupMember) - 配布グループの所有者一括登録(
Set-DistributionGroup)
配布グループの一括作成
Name、DisplayName、Alias、PrimarySmtpAddress、Managedby、Members などの項目を持つCSVファイルを用意し、Import-Csv でパイプ処理しながら New-DistributionGroup を実行することで、複数のグループを一度に作成できる手順が紹介されています。所有者やメンバーを複数指定する場合は ; 区切りで入力する点や、CSVを保存する際は文字化けを防ぐために UTF-8(BOM付き)で保存する必要がある点など、実務でつまずきやすいポイントも押さえられています。
メンバー・所有者の一括登録
グループ作成後、既存の配布グループに対してメンバーや所有者をまとめて追加する手順も別途解説されています。Name と Member の2列だけのシンプルなCSVで管理できるため、大量のユーザーを複数グループへ振り分ける際に扱いやすい構成になっています。
なお、所有者の登録については上書き保存の挙動になるため、既存の所有者がいる場合は消えてしまう点が注意点として明記されています。運用中の環境で実行する際は事前に現状を確認しておいたほうが安全です。
こんな人におすすめ
- 情報システム部門でExchange Online / Microsoft 365の運用を担当している方
- 部署やプロジェクト単位で配布グループを頻繁に作成・管理する必要がある方
- PowerShellでのMicrosoft 365管理を効率化したい方
まとめ
配布グループの作成・メンバー管理はGUIでも可能ですが、数が多い場合はPowerShellとCSVを組み合わせた一括処理の方が圧倒的に効率的です。今回紹介した記事は、CSVの書式からコマンドの実行例までが一通り揃っており、そのままテンプレートとして流用しやすい内容になっています。同様の運用作業を行う際はぜひ元記事も参考にしてみてください。
この記事は 社畜の所業 のブログ記事を紹介したものです。詳細な手順は元記事をご確認ください。