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cherry-pickコマンドでコミットを書き換えよう

Last updated at Posted at 2020-08-15

ソースコードをマージするために、方法が多いです。こちらは普通がmerge、rebaseで利用していますが、もう一つ方法を紹介したいと思います。

仮にmasterやdevはブランチがある。今回、devのコミットからmasterブランチにマージしていきます。

既にmasterブランチのコミット

devブランチを作成する前
commit●
devブランチを作成する後
commit❺

既にdevブランチのコミット

commit❶
commit❷
commit❸
commit❹

● 一つコミットをcherry-pickしたい

git cherry-pick {コミットID}

● 複数の連続したコミットをcherry-pickしたい

git cherry-pick {始点となるコミットの1つ前のコミットハッシュ}..{終点となるコミットハッシュ}

例1:
・masterブランチにcommit❶をcherry-pickしたい場合

・git cherry-pick commit❶
・コンフリクトが発生する場合
➀ コンフリクトを修正
➁ 修正したファイルはgit add <paths> または git rm <paths>
➂ git commit
・コンフリクトを対応した後、cherry-pickを終わりのコマンドを実行していきます
git cherry-pick --quit

結果、masterブランチのコミットは

commit●
commit❺
commit❶

です。

例2:
・masterブランチにcommit❶〜commit❹をcherry-pickしたい場合
commit❶もマージしたい場合は、commit❶の1つ前のコミットハッシュからcherry-pickする必要です。今回のコミットはcommit●です。そのため、下記のコマンドがある。

・git cherry-pick commit●..commit❹
コンフリクトが発生すると、例1と同じで対応します。
違い点のは複数コンフリクトがある場合は、次のコミットをcherry-pickするために、
下記ののコマンドを実行します
・git cherry-pick --continue

結果は

commit●
commit❺
commit❶
commit❷
commit❸
commit❹

です。
そして、途中でcherry-pickを辞めたいなら、下記のコマンドです。

git cherry-pick --abort

以上です。

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