ChatGPTはこの数年でかなり速いペースでモデルが入れ替わっていて、
「GPT-4の次って何だったっけ?」
「o1 / o3 / GPT-5系の関係が分かりにくい」
と感じることが増えてきました。
そこで今回は、ChatGPT本体で提供された主要モデルについて、開始時期・終了時期・流れがひと目で分かるように年表化してみました。この記事は 2026年3月7日時点 のOpenAI公式公開情報をもとに整理しています。 (OpenAI Help Center)
まず結論
ざっくり見ると、ChatGPTの主要モデルの流れは次のようになっています。
GPT-3.5系 → GPT-4 → GPT-4o系 → o系推論モデルの強化 → GPT-5系(Instant / Thinking / Pro系)
特に大きな節目は、2023年3月のGPT-4導入、2024年5月のGPT-4o導入、2025年4月のo3 / o4-mini導入、2025年8月のGPT-5系の本格展開、そして2026年3月のGPT-5.4系導入です。 (OpenAI Help Center)
年表グラフ
※ 終了日が公式に明示されていないモデルは、2026年3月7日時点まで伸ばして表示しています。
※ 細かな snapshot や一部の実験的分岐は省き、ChatGPT本体での主要モデル中心にしています。 (OpenAI Help Center)
主要モデルの一覧
| モデル | 開始日 | 終了日 / 現状 | 補足 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT(GPT-3.5系) | 2022/11/30 | 単独モデルとしての終了日は明示確認できず | ChatGPT研究プレビューとして公開 |
| GPT-4 | 2023/03/14 | 2025/04/30 | ChatGPTでは最終的にGPT-4oへ置き換え |
| GPT-4o | 2024/05/13 | 2026/02/13 | マルチモーダル主力として展開 |
| GPT-4o mini | 2024/07/18 | 2025/05/14 | 後にGPT-4.1 miniへ置換 |
| o1-preview / o1-mini | 2024/09/12 | 終了日明示確認できず | 初期の推論モデル群 |
| o1 / o1-pro | 2024/12/05 | 2025/06/10ごろまで | ChatGPT Pro文脈で展開 |
| o3-mini | 2025/01/31 | 2025/04/16ごろまで | 軽量推論モデル |
| GPT-4.5 | 2025/02/27 | 現行扱い | 一部プランから順次展開 |
| o3 / o4-mini | 2025/04/16 | o3は現行、o4-miniは2026/02/13退役 | 推論モデル強化の節目 |
| GPT-4.1 / 4.1 mini | 2025/05/14 | 2026/02/13 | GPT-4o mini後継などとして導入 |
| o3-pro | 2025/06/10 | 現行扱い | o1-proの後継 |
| GPT-5 | 2025/08/07 | 2026/02/13(旧系) | 新しい標準モデルとして展開 |
| GPT-5.1 / 5.2 | 2025/11〜12 | 一部置換済み | Instant / Thinking / Pro系で更新 |
| GPT-5.3 Instant | 2026/03/03 | 現行 | 既定モデルとして案内 |
| GPT-5.4 Thinking / Pro | 2026/03/05 | 現行 | 上位のThinking / Pro系 |
上の表は、OpenAI Help CenterのChatGPT Release Notes、Model Release Notes、および公式ブログの発表内容をもとにまとめています。 (OpenAI Help Center)
見ていて面白かったポイント
1. GPT-4の時代は意外と長かった
GPT-4は 2023年3月14日 にChatGPT Plus向けで登場し、ChatGPT本体では 2025年4月30日 にGPT-4oへ置き換えられました。約2年にわたって「高性能モデルの代表格」だったことになります。 (OpenAI Help Center)
2. 2024年以降は「通常系」と「推論系」の分化がはっきりした
GPT-4o系が広く使われる一方で、o1 → o3 → o3-pro のような推論重視ラインが別軸で強化されていったのが大きな変化です。特に 2025年4月のo3 / o4-mini は、モデル構成がかなり整理された節目に見えます。 (OpenAI Help Center)
3. GPT-5以降は系統がさらに細かくなった
GPT-5以降は、単一モデルというより、Instant / Thinking / Pro のように用途別の顔ぶれが見えやすくなりました。2026年3月時点では、GPT-5.3 Instant と GPT-5.4 Thinking / Pro が現行の中心です。 (OpenAI Help Center)
この記事を作るときに見た公式ソース
- ChatGPT — Release Notes (OpenAI Help Center)
- Model Release Notes (OpenAI Help Center)
- GPT-5.3 and GPT-5.4 in ChatGPT (OpenAI Help Center)
- Introducing OpenAI o3 and o4-mini (OpenAI)
- Introducing ChatGPT Pro (OpenAI)
- Introducing ChatGPT (OpenAI)
まとめ
ChatGPTのモデル史をざっくり一言で言うと、
「単一の大きなモデルを使う時代」から、「用途に応じて複数系列を使い分ける時代」へ移ってきた
という流れが見えます。
時系列で整理すると、単なる名称変更ではなく、
- GPT-4系
- GPT-4o系
- o系推論モデル
- GPT-5系の分岐
という進化の流れがかなり見やすくなりました。
同じように混乱していた人の参考になればうれしいです。
