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プログラミング雑記 2025年11月20日

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Last updated at Posted at 2025-11-20

本日も、ネットに流れるトピックから個人的に興味を引かれたものを拾っていきます。

この記事への感想等コメントで頂けるとありがたいです

ポッドキャスト版

プログラミング

.NET

NET 10の新機能「runfile」を紹介し、C#スクリプトをリモートリポジトリから直接実行できる点を解説しています。従来はスクリプト共有に手間がかかりましたが、「dnx runfile」ツールによりGitHub等からURL指定で即座にスクリプトが実行可能になりました。依存パッケージもスクリプト内で宣言でき、キャッシュやプライベートリポジトリ対応、エイリアス機能も備えています。利用例として「bin」「obj」フォルダの再帰削除スクリプトを紹介しています。


Python

2025年のDjangoの動向について、世界中の4,600人超の開発者アンケート結果を元にまとめています。AIツールやHTMX・Alpine.jsといった新興のJS技術の採用増が目立ち、Django REST FrameworkやPostgreSQLが根強い人気を保持。開発者の多くは3年以上の実務経験があり、型ヒントや最新バージョンの利用も進んでいます。また、pytestが主流テスト手法となるなど、Djangoエコシステムは安定と進化の両立を維持しています。


開発プロセス

本記事は、ソフトウェア開発におけるロードマップの役割・種類・作成メリットを解説しています。ロードマップは目標達成までの道筋を時系列で可視化・共有でき、関係者間の共通認識形成や進捗・課題管理、モチベーション維持など多くの効果があります。プロジェクト全体を管理する「プロジェクトロードマップ」と、製品開発に特化した「プロダクトロードマップ」があり、マイルストーンやガントチャートとの違いや補完的な活用法も説明。次回は作成手順やツールについて紹介予定です。


アジャイルは単なる開発手法ではなく、事実を偽らず正しく共有し、共通の目的にコミットし、論理的に推論・自己修正できる人材で構成されたチームでのみ成立する哲学的な方式です。誠実性・好奇心・論理思考・成長力が不可欠であり、これらが欠けると混乱や停滞につながります。アジャイルは「誰でもできる優しい方式」ではなく、特定の能力セットを持つ人材による高速な学習と適応を前提とした知的に均質な集団のための運用手法であると述べています。

感想:

バカはアジャイルチームに入れられないという身も蓋もないご意見。まぁでもそれもわかる。それなので、現状のLLMベースのAIエージェントはアジャイルに向かないし、それ故に仕様駆動開発みたいな話が出てくる。


エージェンティックコーディング・仕様駆動開発

仕様駆動開発(SDD)は、AIやエージェントを活用する開発現場で「Vibe Coding」から脱却し、明確な仕様(Spec)を中心に据える手法です。Specは自然言語かつ構造化され、要件定義・設計・検証・フィードバックまで一元管理する“単一の情報源(SSoT)”として設計されます。SDDのメリットは、設計レビューの負荷軽減や並列開発の促進、チーム認識のズレ削減があります。一方、実装・検証の自動化や反復サイクルが本質であるものの、Specの巨大化や設計検証の難しさなど現実的な課題も多く、ツールや運用、組織構成の成熟が求められます。例としてOSSツール「cc-sdd」やKiroによるProperty-based testsの導入でSpecの正確性検証も進められております。SDDの導入にはDevOps基盤とモジュール設計が不可欠で、明確な境界・安定した領域での小規模導入が推奨されます。SDDは品質とスピードの両立を目指す現代的ソフトウェア開発手法です。

感想:

よく纏まっていて参考になります。


GitHub Copilot Testing for .NETは、Visual Studio Insidersで利用可能になったAIによる単体テスト自動生成機能です。プロジェクトやファイル単位でテストコードを自動生成・ビルド・実行でき、既存のテストフレームワーク(MSTest、xUnit、NUnit)をサポート。失敗したテストの自動修正・再生成も行います。これにより、テスト作成にかかる時間を大幅短縮し、より高いテストカバレッジと信頼性向上を実現します。利用にはVisual Studio 2026 InsidersとCopilotライセンスが必要です。


AI

Google

Google Antigravityは、AIが主導する次世代ソフトウェア開発環境を目指し、Googleが新たに公開したエージェント指向の開発プラットフォームです。Gemini 3をはじめとする最先端AIモデルを搭載し、従来型IDEの枠を超えて、エージェントが計画から実装、検証までを自律的かつ非同期に遂行する「agent-first」な体験を提供します。

Antigravityでは「信頼」「自律性」「フィードバック」「自己改善」という4つの柱を根幹に据え、それぞれの役割を明確に設計しています。信頼性の面では、各タスクごとに成果物(アーティファクト)や検証結果をユーザーへ提示し、エージェントの作業内容を分かりやすい形で可視化します。自律性では、エージェントがエディタ、ターミナル、ブラウザなど複数の作業環境を横断しながら独立して作業できるほか、従来の埋め込み型IDEとは逆転し、「マネージャ」画面でエージェントの進行管理や複数並行作業が行えます。フィードバックも重視しており、成果物すべてに対してGoogleドキュメント風のコメントやスクリーンショットへの指摘ができ、こうしたフィードバックはエージェントの処理に自動反映されます。自己改善機能では、エージェントが過去の経験やフィードバックから知見を蓄積し、同様のタスクに活用します。

現在Antigravityは個人利用向けに無料で提供されており、MacOS、Linux、Windowsに対応。Gemini 3だけでなく、Claude Sonnet 4.5やGPT-OSSモデルも利用可能で、タスク量に応じた制限がありますが、多くのユーザーで問題なく使えます。AIと開発体験の進化を感じたいエンジニアにとって、次世代の開発プラットフォームと言えるでしょう。

感想:

Windsurfっぽいなと思っていたら、早くもコード流用の話が出てきていて、雲行きが怪しい。

あと自分のところだといつまで経っても肝心のエージェントが起動されないバグが出ていて、評価のしようがない。


Google Researchはポーランドで開催された「Research@ Poland」イベントにて、現実世界の課題が基礎研究と科学的ブレークスルーを推進し、その成果がさらに実社会のソリューションへと還元される「マジックサイクル」について紹介しました。イベントでは、Google Earth AIによる災害対応や公衆衛生、脳のマッピング、責任あるAI教育、科学者向けのAI協力の事例など、多分野での協力の重要性が強調されました。今後も多様なパートナーとの連携による新たなイノベーションが期待されています。


Google Gemini 3は、AIエージェント分野において最先端の強力なモデルとして登場しました。従来のチャットボットから進化し、複雑な現実世界の意思決定が可能な(半)自律型AIエージェントの中心的役割を担います。Gemini 3は、推論深度やコスト管理、応答速度の細かな制御ができるthinking_level、内部推論を残すThought Signature、多様な画像・動画解析能力、長期コンテキストの一貫性保持などが特徴です。LangChainやVercelのAI SDK、LlamaIndex、Pydantic AI、n8nなど、主要なオープンソースエージェント開発フレームワークはDay 0対応を実現し、すぐにGemini 3を利用した高度なエージェント構築が可能です。プロンプトエンジニアリング等の複雑な手法は不要で、thinking_levelのパラメータを調整することで柔軟な推論が可能となりました。開発の際は、Thought Signatureの活用や、画像・PDF解析に適した解像度設定など、公式ガイドのベストプラクティスを参照することが推奨されています。


Googleは、リアルタイムで話者の声を保ったまま、2秒程度の遅延のみで音声から音声への直接翻訳を実現する新しいS2ST(Speech-to-Speech Translation)モデルを開発しました。従来技術は音声認識・機械翻訳・音声合成を段階的に組み合わせており、4~5秒の遅延やエラーの蓄積、話者の個性が失われるといった課題がありました。今回のモデルでは、膨大な時系列データによる学習と、ストリーミング処理に特化したニューラルアーキテクチャを用い、2秒の遅延で翻訳音声を生成します。データ取得・整形の工程には音声認識・テキストと音声の強制アラインメント・音声合成技術などを活用し、厳密なフィルタリングと時間同期で高品質なトレーニングデータを構築。モデルは連続音声データの過去10秒をエンコードし、逐次的に翻訳音声を生成します。現在、Google MeetやPixelデバイスで実用化され、英語・スペイン語・独語・仏語など複数言語ペアで高精度なリアルタイム翻訳を可能にしています。今後も対応言語の拡張やさらなる品質向上が期待されています。


Microsoft

Microsoft Agent Framework 用 Durable Task Extension のパブリックプレビューが発表され、Azure Durable Functions の耐久性・分散実行をエージェントに直接組み込み、本番環境レベルの堅牢・スケーラブルなAIエージェント構築を実現します。主な特徴はサーバーレスな自動スケール、セッション管理、決定的なマルチエージェント調整、人間の入力を待つ際のコストゼロ動作、高度な可観測性で、C#とPythonに対応。耐障害性や長期セッション、人間の承認ワークフローなどにも対応し、開発者はロジックに集中できます。


GPT-5のFreeForm(カスタム)ツールコーリングは、Azure AI Foundry上でTypeScriptから柔軟にSQLやJavaScriptなどのコードを直接実行できる新機能です。従来のJSON形式の構造化関数コールと異なり、コードやクエリをそのまま渡せるため、ワークフローの記述や複数ツールの連携がより直感的かつ効率的になります。分析やプロトタイピングを高速化する一方、厳格なバリデーションが必要な場面には従来手法との併用が推奨されます。


OpenAI

OpenAIは「GPT‑5.1-Codex-Max」を発表しました。このモデルは、従来よりも高速かつ高い知性を持つエージェンティック(自律的)コーディングモデルであり、エンジニアリングや研究、数学などの課題で訓練されています。最大の特徴は「コンパクション」という仕組みにより、数百万トークンに及ぶ長大な文脈を維持し、プロジェクト規模のリファクタや長時間のエージェントループを持続可能である点です。CLI、IDE拡張、クラウド、コードレビューで利用でき、API提供も予定されています。

性能面では、PR作成やコードレビュー、フロントエンド開発、Q&Aなど現場のソフトウェア作業で実用的な精度と効率性を実現。Windows環境にも初対応しました。また、同一の推論努力レベルでは従来モデルより30%トークン効率が向上しています。さらに「Extra High」推論努力モードでは、さらなる品質向上も可能です。

「コンパクション」による長時間タスクへの対応力により、過去に制限されてきた複雑かつ長期的なコーディングやデバッグ、独立した長時間稼働が実現。内部評価では24時間以上自律的に進捗し続けるケースも確認されています。

セキュリティ面にも配慮し、モデルは通常制限付きサンドボックスで稼働、ファイル書き込みやネットワークアクセスも制御されています。サイバーセキュリティ評価でも従来より進化しましたが、開発者によるレビューを推奨しています。

「GPT‑5.1-Codex-Max」は、ChatGPT PlusやProなど各種プランで既に利用可能で、今後APIとしても展開予定。リリースに伴い、従来のCodexモデルから標準が置き換わります。本モデルの導入によりOpenAIエンジニアの生産性も向上し、エージェント技術の可能性がさらに拡大しています。


OpenAIのWebブラウザ「ChatGPT Atlas for macOS」が2025年11月にアップデートされ、垂直タブや複数タブの同時選択、Googleをデフォルト検索エンジンにする機能、iCloudパスキーの対応などが追加されました。拡張機能のインポートやダウンロードUIの強化、ショートカットキーの追加、サイドバーの機能改善も行われています。さらに今後も新機能の追加が予定されています。


AWS

Amazon Q DeveloperのIDEプラグインからKiroへの移行方法について解説。KiroはVS Code互換のAI強化IDEで、既存の拡張機能やテーマはプロファイル移行で引き継げる。Rules機能はSteeringに進化し、柔軟なコーディング標準管理が可能。MCPやコンテキスト管理、画像解析、拡張機能も引き続き利用できる。Kiro独自の仕様駆動開発やAgent Hooksによる自動化機能で、より効率的な開発体験を提供。セキュリティを考慮したプライバシー・データ管理も充実している。


AWS上でSAP運用を効率化するため、Amazon CloudWatch MCP ServerとAmazon Q CLIを統合した事例を紹介しています。これにより、計画的メンテナンスやトラブルシューティングを最小限の中断で実施でき、インテリジェントなログ分析による根本原因分析が加速されます。実際のユースケースを通じて、クラスターステータス確認・ログ分析・サービス復旧までの自動化手順が詳細に解説され、運用チームとインフラチームの連携強化、平均解決時間の短縮が実現されることを示しています。


Meta

Metaは新たに「Segment Anything Model 3(SAM 3)」を発表しました。SAM 3は画像と動画中の物体検出・セグメンテーション・トラッキングを、テキストや画像例、視覚的プロンプトを用いて統一的に実現するAIモデルです。モデルの重みや評価用データ、ファインチューニングコードも公開されており、誰でも試せる「Segment Anything Playground」も登場しました。また、3D再構築用の「SAM 3D」や、動物監視用の動画データセットも公開するなど研究や実用への応用も進んでいます。SAM 3は従来モデルを大きく上回る性能と柔軟なコンセプト分割を実現しており、今後さらなる発展と新しい応用が期待されています。


本書は、AIエージェント開発の基礎から、LangChainを用いたマルチAIエージェント構築までを体系的に学べる実践書です。 Google Colab と langchain 系ライブラリ、Claude Code を使い、無料環境で手を動かしながら学習できます。 AIエージェントの概念、LangChain入門、本格的な開発演習、ベストプラクティス、高度なエージェントパターンや産業応用、LangGraph/LangMem/LangSmith を含むエコシステム解説、演習問題5問までを網羅し、AIエージェント開発に関心のあるエンジニアを主な読者としています。


論文・その他

本記事は、100ドル前後のシングルボードコンピュータ(Raspberry Pi 4・5、Orange Pi 5 Pro)上で、25種類の量子化LLMがどの程度実用的に動作するかを検証した内容です。検証の結果、パラメータ数1.5Bまでのモデルなら実用的な速度で利用でき、特にOrange Pi 5 Proは最大7Bまで対応可能であることが示されました。ランタイムの選択も重要で、LlamafileはOllamaより3〜4倍高速かつ省電力でした。量子化技術(q4_k_m)により、メモリ制約がある環境でも十分な性能が得られることが確認されています。用途によって推奨デバイスやモデルサイズが分かれ、プライバシー重視の現場やコストを抑えたい中小企業にとって有効な選択肢となり得ることが結論づけられています。


この記事では、「アーキテクチャ・アズ・コード」という考え方に基づき、エンタープライズアーキテクトが重要なアーキテクチャ上の懸念事項に対して自動化されたガバナンスチェック(フィットネスファンクション)を設計し、迅速なフィードバックループを実現する方法を論じています。従来、このようなチェックはシステムが柔軟に変化することで容易に壊れてしまい、拡張性に欠けていました。しかし、Model Context Protocol(MCP)とエージェンティックAIの登場により、これらの「壊れやすさ」は大きく改善されました。MCPは抽象化レイヤとして機能し、ガバナンス要件を意図として表現しつつ、具体的な実装の変更から分離します。これにより、エンタープライズアーキテクトは実装詳細を知らなくても、プロジェクトチームごとに進化するフィットネスファンクションを活用し、よりプロアクティブで全体最適なガバナンスを実現できます。最終的に、MCPやエージェンティックAIの進化はアーキテクチャそのものを「コードとして」管理する時代を加速させています。


この記事は、Jeremy HowardがChris Lattnerにインタビューした内容を中心に展開されています。HowardはAI時代のソフトウェア開発について長年教育やツール開発に携わってきた経験を背景に、最近のAIエージェントブームによって開発現場で本質的な理解や職人技が失われつつあることに危機感を抱いています。特に、AIによるコード生成を多用し「理解せずに作る」風潮が広がることで、ソフトウェアの品質や持続性が損なわれる懸念を示しています。これに対して、LLVMやSwiftの開発者であるChris Lattnerは、長く動作し続ける堅牢なソフトウェアづくりの大切さや、深い理解に裏打ちされたものづくりの姿勢を語っています。開発効率や生産性だけでなく、本当の意味で「長く使われるソフトウェア」を目指す職人気質の重要性を再認識する内容となっています。


クラウド

Cloud flare

2025年11月18日午前11時20分(UTC)より、Cloudflareのネットワークが大規模な障害に見舞われ、顧客サイトへのアクセス時にエラーページが表示されるなど、多くのサービスで影響が発生しました。原因は、Bot Management機能の設定ファイル生成に関するデータベース権限変更により、同ファイルが想定以上に肥大化したことです。その結果、全ネットワークに大きすぎる設定ファイルが伝播し、機能制限を超えたため、トラフィックルーティングソフトウェアが稼働停止となりました。障害発生当初はDDoS攻撃を疑いましたが、調査の末に設定ファイルの問題と特定され、旧バージョンへの差し戻し対応が14時30分に完了。17時6分に全サービス復旧を確認しました。影響を受けた主なサービスは、CDN・セキュリティ機能、Turnstile、Workers KV、Dashboard、Access認証などです。Cloudflareでは再発防止策として設定ファイル処理やシステムの堅牢化を進めています。今回の障害については、インターネット全体への影響に対して深く謝罪しています。


Azure

Azure Updates (2025-11-20) | ブチザッキ

Microsoft Ignite二日目に合わせて、Azure関連の最新アップデートが多数発表されました。Azure Kubernetes ServiceではAzure Monitor Workspace向けの通知機能が公開プレビュー開始。Cosmos DBではSafe Account Key Rotation(プライベートプレビュー)など新機能が追加されています。Azure Databricks GenieがCopilot StudioおよびMicrosoft Foundryで利用可能となり、AI・データ基盤が強化。Microsoft FoundryではClaudeのGAやAzure Managed Redisとの連携(プレビュー)、AIエージェントの開発拡張も進展。Azure AI SearchではPurviewによるセンシティブラベル対応が進み、SharePointやADLS Gen2インデクサーも新機能が追加。API ManagementやApplication Gateway、Microsoft FabricでもTLS/TCP終端・AI強化・SQL DB鍵管理の拡充など、エンタープライズ対応が進化しています。GitHub Copilotで.NET向けテスト支援もアップデート。今後もAIとクラウドを中心に、エンタープライズDX推進が加速していく見通しです。


2025年11月19日時点のAzure関連ニュースまとめ。Microsoft Ignite 2025の最新発表を中心に、AIおよびクラウド技術領域で多数のアップデートや新サービスが公開されました。Azure上でのAnthropic社Claudeモデル対応、AIエージェント基盤「Microsoft Foundry」の機能強化、Azure Copilot・データ分析基盤の進化が主な話題です。また、Azure Blob Storageの新リージョン提供やLogic Appsの新機能、SQL Server 2025の一般提供など、開発・運用面でも多様な強化が発表されています。


Azureリソース用DSL「Bicep」のv0.39.26がリリース。bicep consoleコマンドの機能強化(load*関数、型・関数サポート、改行処理改善)、複数行文字列補間構文追加、.bicepparam宣言UX改善など多くの修正・機能追加が行われました。


Azure Developer CLI(azd)2025年11月のリリースでは、Azure Container AppsがGAとなり、Layered Provisioning(ベータ)、拡張フレームワーク機能の強化、Aspire 13対応など多くの新機能が追加されました。新しいテンプレートやドキュメントも公開されています。


Microsoft Ignite 2025ではAzure Cosmos DBに関する多数の新発表がありました。最大のトピックは「Azure DocumentDB」が一般提供開始となったことです。これはMongoDB互換のNoSQLデータベースサービスで、オープンソース基盤となり、ハイブリッドやマルチクラウドへの柔軟な展開が可能です。高性能ストレージやクラスタ拡張、AIによるインデックス最適化、オンラインマイグレーションのサポートなども追加入りました。

AI関連では、Foundry Agentと連携しリアルタイム操作やベクトル検索ができるMCP Toolkit、ストレージコスト削減に貢献するFloat16ベクトル埋め込み、検索精度を高めるセマンティックリランキング機能などを発表。セキュリティ面では、動的データマスキングや健全なキー管理が新たに加わり、信頼性・運用性も強化されています。

さらに、複数アカウント横断の分析ができる「Fleet Analytics」、効率的なリソース管理を実現するフリートプールの一般提供も始まりました。各種セッションやラボを通じて、AIや大規模アプリ開発の最新事例や運用ノウハウも共有されています。


Azure Cosmos DBのVisual Studio Code拡張機能が正式リリースされました。この拡張機能は、VS Code上でCosmos DBの管理や操作を行えるようにし、クエリやCRUD操作、複数アカウントの切り替え、ローカルエミュレータへの接続などが可能です。AIやエージェント開発向けのインテリジェントなガイダンスや、Copilot向けのカスタム指示ファイル、データモデリングのプロンプトも搭載。開発生産性を高め、AIアプリケーション開発を強力に支援します。


マイクロソフトは独自開発したArmプロセッサの第2世代「Azure Cobalt 200」を発表しました。Arm Neoverseをベースとし、132コアや大容量キャッシュを搭載、TSMC 3nmプロセスによる高効率化を実現。Cobalt 100比で性能が50%以上向上しています。専用メモリコントローラーやArmのCCAでセキュリティも強化。設計にはデジタルツイン技術を用い多数のパターンを評価。既にデータセンターで稼働を開始し、2026年には本格展開が予定されています。


スーパーコンピューター

SC25は、北米最大級のスーパーコンピューティングイベントであり、主要なテクノロジー企業がAIやエクサスケールシステム対応の最新スーパーコンピューターや次世代サーバーを発表しました。Nvidiaは物理演算用AIモデル「Apollo」や、RIKEN向けのGrace-Blackwellアーキテクチャ採用の新スパコンを公開しました。また、DellはAIトレーニングに特化したAMD/Intel搭載サーバーや、大容量の新型スイッチを発表し、AIインフラ強化を進めています。さらに、フランスのEvidenとAMDは、消費電力効率を高めた欧州初の大規模AIファクトリー向けエクサスケールスパコン構築を発表。持続可能性と高性能を両立した設計が特徴です。これらの動きは、AI時代における科学、産業、社会インフラ強化への大きな一歩となっています。


エンジニア

コミュニケーション

会議で若手エンジニアとベテランが拡張性と納期を巡って平行線の議論を続ける中、著者は「対話」の不在に気づく。対話とは単なる情報交換ではなく、互いの世界観を可視化し、理解を深めるプロセスだと述べられる。対話を阻むものとして、人間の認知バイアス、権力の非対称性、過去の経験への囚われが挙げられ、それぞれ自覚や仕組みづくりで改善が可能とされる。また、対話には自己の認識を相対化し、他者の世界に接近し、差異を構造化し、最終的に新たな統合を見出すという段階がある。対話の目的は合意ではなく理解の深化であり、論破は対話を殺すとも警告される。AIの発達した時代だからこそ、人間同士の対話を避けず、摩擦や不確実性を乗り越えることが成長や創造の源泉となると締め括っている。


OS

Windows

PowerToys 0.96では、Advanced Pasteが複数のAIモデルエンドポイント(Azure OpenAI、OpenAI、Gemini、Mistral、Foundry Local、Ollama)に対応し、柔軟なクリップボード変換が可能になりました。PowerRenameで画像メタデータ(EXIF/XMP)対応、Command Paletteの多数の改善やバグ修正も実施。Light Switchには手動位置設定が追加され、ZoomItはGIF録画が可能に。安定性やパフォーマンス改善にも注力しており、次バージョンは2026年1月にリリース予定です。


macOS

macOS 26 Tahoeへのアップグレード後、Electron製アプリ(VS Code、Discordなど)がMac全体のパフォーマンス低下やGPU使用率の異常上昇を引き起こす問題が発生していました。この問題はElectron側のプライベートAPI利用が原因で、まだ修正されていないElectronバージョンを使っていても、次期「macOS 26.2 Tahoe」(Beta 3以降)ではOS側でパッチが適用され、不具合が発生しなくなった(または大幅に緩和された)との報告があります。


Linux

本記事は連載888回と書籍『はじめてのUbuntu』刊行を記念し、初心者がUbuntuを始める際の悩みや本選び、Ubuntu利用者の多様なスタートパターン、そして「これからUbuntuを学ぶ人をどう支えるか」について、取材や裏話を交えて幅広く紹介しています。


SUSEは、年次イベント「Hack Week」でZig言語によるSSHプロトコルのネイティブ実装「zssh」に挑戦しています。低オーバーヘッドや手動メモリ管理が特徴のZigを活かし、耐量子暗号アルゴリズムのテストや内部構造の学習を目的としています。まだ初期段階ですが、好奇心を原動力に開発が進行中です。


事件

講談社や集英社などの出版社4社が、人気漫画の海賊版サイトに大量のデータ配信を可能にした米Cloudflare社を著作権侵害ほう助で訴え、東京地裁は約5億円の損害賠償を命じました。海賊版サイトは月間アクセス3億回規模で、出版社側はアクセス数に基づき賠償額を算定。クラウドフレアは円滑な閲覧を提供しただけと主張したが退けられ、違法コンテンツ拡散への歯止めとなる判決です。

感想:

CDN事業者とは一体何か判事が理解できていないのでは?CDN事業者が配信するコンテンツに責任を持たないといけないとすると、一々顧客のデータを確認する事になってしまい、それこそ通信の秘密とは?という話ではないのか?


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