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プログラミング雑記 2025年10月23日

Last updated at Posted at 2025-10-22

ポッドキャスト版

プログラミング

JavaScript

概要:

Next.js 16(2025年10月発表)は、パフォーマンス向上と開発体験の刷新を目的とした大型アップデートである。最大の特徴は「Cache Components」による明示的なキャッシュモデルで、use cacheディレクティブを使いページやコンポーネント単位で柔軟にキャッシュ制御が可能となった。Turbopackが正式にデフォルト化され、ビルドやリフレッシュ速度が最大10倍に向上。さらに「Next.js DevTools MCP」によりAIがアプリ構造やログを理解し、デバッグや改善提案を行える。middleware.tsproxy.tsに置き換えられ、ネットワーク境界を明確化。新APIのupdateTag()refresh()などでキャッシュ操作も高度化した。React 19.2への対応、Node.js 20.9+・TypeScript 5.1+必須化、AMPや旧experimental設定の削除なども実施。Next.js 16は、明快なキャッシュ制御・AI支援開発・高速化を統合した次世代フレームワークへ進化している。


要約:

2025年秋時点でVue.jsを使ったモバイルアプリ開発フレームワークの最新状況を整理した記事です。主要な選択肢は、Ionic Vue、Capacitor、NativeScript-Vue、Quasar Frameworkの4つで、いずれも安定した開発・運用が可能です。中国市場向けではuni-app、トレンド技術としてはByteDance発のLynx(Vueはプロトタイプ段階)も注目されています。学習コストを抑えつつ、既存Web開発者がモバイルアプリ市場に参入できる点がVue.jsの強みです。FlutterやReact Nativeほどの市場シェアはないものの、今後も選択肢や技術進化は広がる見込みです。


Go言語

概要:

メルカリのグローバルアプリ開発では、「すべての開発者がE2Eテストを書ける」ことを目指し、Goの標準テスト(go test)で書ける独自フレームワークを実現しました。従来のE2Eテストの属人化や複雑な環境構築などの課題を解消し、開発者が日常的に使う技術で、型安全性やIDE補完、デバッグ容易性などを活かせる設計です。サーバ・DBをプール管理することで並列実行や自動クリーンアップも実現しています。Kubernetes上でも効率的に実行でき、コードカバレッジ計測も標準対応。AIの活用で非Goエンジニアもテスト作成が可能となっています。

感想:

go testテストが実行できるようにしておくのは、大事だなと思います。


概要:

この記事は、Goコンパイラの最初の段階である「スキャナ(lexer)」の仕組みを解説している。スキャナはソースコードを1文字ずつ読み取り、packagemain({ などのトークンに分解する役割を持つ。文脈を理解せず構文要素を識別し、自動的にセミコロンを挿入する点も特徴である。記事では「Hello world」プログラムを例に、識別子・キーワード・演算子・文字列などをどのようにトークン化するかを具体的に説明し、最終的にスキャナが抽象構文木構築の前段階を担う重要な工程であることを示している。


要約:

Pegomockは、Go言語向けの強力かつシンプルなモック生成フレームワークです。Goの標準テストパッケージと相性が良く、Mockitoに似たDSLを採用しています。CLIによるモック生成や、インターフェースの変更監視機能を備え、動的なモック更新が可能です。GoMockやCounterfeiterなどの他のフレームワークと比べ、設定や検証が直感的で、コード量も少なく扱いやすい特徴があります。Ginkgoや通常のXUnit型テストどちらにも対応しており、引数マッチャや呼び出し回数の検証、非同期呼び出しの検証など多彩な機能を提供します。


.NET


ツール

概要:

Tiny RDMは、Mac・Windows・Linux向けのモダンで軽量なRedisデスクトップ管理ツールです。Webview2(Wails)ベースで動作し、カラフルかつユーザーフレンドリーなUI(ライト&ダークテーマ)を備えています。SSHトンネルやSSL、クラスタモード、プロキシ等幅広い接続管理機能を持ち、Redisのリスト・ハッシュ・セットなど主要データ型のCRUD操作も直感的に行えます。キー一覧の分割ロード、多様なデータビュー&デコード、コマンド履歴・スローログ、CLI/リアルタイム監視、インポート・エクスポート機能も充実しています。GoとVueで開発され、無料で利用可能です。


AI

LangChain

概要:

LangChainはシリーズBで1億2500万ドルを調達し、評価額は12億5000万ドルに達した。目的は「エージェントエンジニアリングのためのプラットフォーム」構築であり、LangChain 1.0とLangGraph 1.0を発表。新たにInsights AgentやノーコードのAgent Builderを導入し、LangSmithを包括的な運用基盤として強化。信頼性の高いAIエージェント開発を支援する体制を整えた。


Anthropic

要約:

米Anthropicは、チャットAI「Claude」をWindows/Macで使えるデスクトップアプリを一般公開しました。タスクトレイのアイコンやショートカットキーで素早く起動でき、「Claude」をローカルツールやファイルと連携する拡張機能や開発者向けMCPサーバーも利用可能です。履歴はclaude.aiと同期され、無償利用も可能(一部機能は有料)。Mac版ではスクリーンショット共有やウィンドウクリックによるコンテキスト送信、Caps Lockキーによる音声会話など新機能が搭載されています。


データセンター


論文・その他

概要:

テック業界の多くの専門職は、AIやLLMを理解しつつも過剰な誇張や強制的導入に批判的で、AIを「普通の技術」として扱うべきだと考えている。だが、ビッグテックや経営層の過激な姿勢により、この穏健な多数派の声は抑圧されている。誇大なAI報道や恐怖による沈黙の中で、技術者たちは常識的な批判や持続可能で分散的なAIの可能性を語れなくなっている。

感想:

これは確かにそうだなと思う。そろそろびっくりするステージは終わりして、道具として何ができるのか、何に使ってはいけないのかを冷静に見定めたい。


要約:

OpenAI共同創設者アンドレイ・カーパシー氏は、AIエージェントが十分に機能するまで約10年を要し、AGI(汎用人工知能)の実現にはそれ以上の時間がかかると述べました。現状のAIは継続的学習や認知能力が不十分で、真の意味で人間と協働できるAIに到達するには多くの課題が残されています。AI業界では過度な期待が先行していますが、時間をかけて現実的な進化が必要だと強調しています。


要約:

本記事は、LLM(大規模言語モデル)の設計仕様と実際の挙動に生じるギャップを探る研究を紹介しています。ChatGPTやClaudeなどのモデルは「仕様書」に基づいて訓練されるものの、ルール同士の矛盾や曖昧さが原因で、同じ質問でもモデルごとに回答が異なることがあると指摘されています。本研究では答えづらい30万以上の質問を使い12モデルを比較し、ルール設計の問題やモデルごとの価値観の違いを分析。ユーザーがモデルの回答の違いを理解することで、LLMをより適切に活用する視点を得られると提案しています。


クラウド

Azure

Azure Updates (2025-10-23) | ブチザッキ

要約:

2025年10月23日のAzureアップデートまとめ。App ServiceのLinux基盤がUbuntuへ移行予定で、.NET 10やPython 3.14など新基盤対応。Azure FunctionsはPython 3.13がGA。Logic AppsにはRabbitMQコネクタが追加。仮想マシンは容量予約グループの共有やvCoreカスタマイズがプレビューに。AKSのコンテナ機能一部終了、Azure SQLやPostgreSQLのスケーリング機能がGA。Storage MoverでAWS S3からAzure Blob移行対応。AI FoundryやOpenAIサービスでgpt-4o音声モデル登場。FirewallやApplication Gatewayにも新機能。Power BIやFabricも多数新機能追加、Windows 11はAI PC化やCopilot関連が強化された



OS

Windows



Linux


ハードウェア

Android XR

概要:

SamsungのGalaxy XRは、Android XRを搭載した初のXRヘッドセットです。仮想・現実を融合し、AIアシスタント「Gemini」がユーザーの状況を理解してサポートします。Google Playのアプリや新しく開発されたXR体験、主要サービス(YouTube、Google Maps、Google TVなど)のXR対応版を利用可能。Google Photosでは2D写真や動画を3D化し、Google MapsのImmersive Viewで世界を3Dで探検できます。Geminiは画面の内容を認識し、リアルタイムで情報提供。複数アプリを自在に配置でき、創造・作業空間も拡張可能。価格は1799ドルからで、限定特典も用意されています。


ネットワーク

概要:

ヤマハは、100GbE/25GbE対応のネットワークスイッチ4製品を2025年12月に発売します。全モデルは高速大容量ネットワーク構築が可能で、企業の基幹ネットワークや放送設備、教育施設など高帯域・高信頼性が求められる現場に適しています。管理はクラウド型「YNO」により他機器と一元化でき、BGP4+やProAV市場向けのプロファイル、IEEE 1588 PTPv2等もサポート。PoE++モデルはWi-Fi 7対応の高い給電能力が特徴です。価格は115万5000円から137万5000円


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