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プログラミング雑記 2026年3月31日

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本日も、ネットに流れるトピックから個人的に興味を引かれたものを拾っていきます。

この記事への感想等コメントで頂けるとありがたいです。

プログラミング雑記2026年3月31日.jpg

プログラミング

.NET

Rider 2026.1がリリースされ、.NET開発、ゲーム開発、AI統合が大幅に強化されました。

AI機能: ACP Registryにより複数のAIエージェント(Claude Agent、GitHub Copilot、Cursorなど)を統合可能。データベースへのネイティブアクセスで自然言語クエリが実行できます。

.NET開発の改善:

  • ファイルベースのC#プログラムを直接実行
  • .NETディスアセンブリを検査するASM Viewerを追加
  • NuGet Package Manager Console(プレビュー版)でPowerShell統合
  • Azure DevOpsからのリポジトリクローン機能
  • MAUI iOS開発のMacビルドホスト自動構成

ゲーム開発の強化:

  • Unreal EngineのモバイルサポートがAndroid/iOsに対応
  • Unityプロファイラ統合により性能解析が統合
  • CMakeベースのC++プロジェクトをサポート(ベータ版)

言語サポート: C# 15プレビュー機能に早期対応、F#デバッグの改善など。全体的にパフォーマンスと開発体験が向上しています。


ReSharper 2026.1がリリースされました。主な機能は以下の通りです。

主要な新機能:

  • ランタイム監視ツール:CPU使用率やメモリ割り当てなどをリアルタイムで監視(dotUltimate限定)
  • VS Code対応:ReSharperのC#ツールがVisual Studio Code、Cursorなどで利用可能に
  • パフォーマンス向上:コード補完、分析、インデックス作成が高速化

その他の改善:

  • Out-of-Process(OOP)モードの安定性向上と70以上のバグ修正
  • 拡張メンバーのサポート強化と新しいC#機能への対応
  • HttpClientやImmutableArrayの不正使用を検出する新しい検査機能
  • C++サポート向上

Visual Studioでの開発生産性向上と、さらに多くのエディタへの対応拡大が特徴です。


C++

ReSharper C++ 2026.1がリリースされました。主な改善点は以下の通りです:

パフォーマンス向上: 大規模C++プロジェクトで初期インデックス速度が20%向上、ウォームスタートも20%以上高速化、メモリ使用量も21%削減されました。

言語サポート拡充: C++26/C23の#embed指令、C2Y _Countof演算子、拡張浮動小数点型(bfloat16_tなど)に対応。GCC nested functionsやClang nullability qualifiersなど、コンパイラ拡張にも対応しました。

コーディング支援改善: C++20モジュール用のオートインポート機能、ポストフィックス補完の拡張(プリミティブ型やリテラルに対応)が追加されました。

Unreal Engine対応強化: Blueprint統合の改善、UE 5.8互換性対応、プラグインインデックス機能が追加され、コード分析と操作性が向上しました。

その他: 新しいコード分析検査、改善されたナビゲーション、UI改善が含まれています。


Python

PyCharm 2026.1は、デバッグエンジン、リモート開発、AI統合の大幅な改善を実現しました。

主要な改善点:

  1. 新しいデバッグエンジン:debugpyをデフォルトバックエンドとして採用し、業界標準のDebug Adapter Protocol(DAP)に対応。PEP 669を活用してオーバーヘッドを削減し、asyncio対応により非同期フレームワークでも完全にデバッグツールが利用できます。

  2. リモート開発強化:uvをリモートインタープリタとして対応。SSH、WSL、Dockerなど様々な環境で依存関係を同期でき、ローカルのような環境をリモートで構築できます。

  3. Web開発の無料化:JavaScriptやTypeScript、CSS機能が有料ティアから無料で利用可能に。プロ級の開発ツールが全ユーザーに開放されました。

  4. AI統合の拡充:ACP Registryで複数のAIエージェントを管理、OpenAI Codexネイティブ統合、独自APIキーの持ち込み対応など、柔軟なAI活用環境を実現。

  5. Next Edit Suggestions:コード修正時の連鎖的な変更を自動予測し、効率的に対応。AIクレジット不要です。

全体的に、開発の摩擦を減らしコードに集中できる環境を実現しています。


JavaScript

Babylon.js 9.0は、3Dレンダリングエンジンの大幅強化版です。Editor、Inspector v2などの開発ツールが刷新され、Playgroundは複数ファイル対応になりました。Large World Renderingで大規模場面の精度を向上。Geospatial Cameraと3D Tiles対応で地図アプリケーションが可能に。物理ベースの大気効果も追加されました。


Android

Google PlayおよびAndroid Developer ConsoleでAndroidアプリ開発者向けの認証機能が全開発者に展開開始されます。サイドロード経由のマルウェアはGoogle Playより90倍以上多いため、匿名の悪質者による害を防ぐセキュリティ対策です。ユーザー側の変更は9月にブラジル他4国で開始予定。学生向け無料アカウントも提供予定です。


JetBrains


エージェンティックコーディング・仕様駆動開発

この記事は「ハーネスエンジニアリング」という、AIエージェントの出力品質を制御するパラダイムを紹介しています。CLAUDE.mdだけでは不十分な課題(品質のばらつき、セッション断絶、ルール違反)に対し、馬具のように制約を与えることで、AIが最大限の創造性を発揮できる仕組みです。ルール・スキル・フック・メモリ・フィードバックループの5要素から構成され、段階的導入を推奨しています。


AI

Anthropic

Claude Platformが新たにCompliance APIを提供開始しました。これは組織内の監査ログに対するプログラム的アクセスをもたらし、セキュリティコンプライアンスチームがユーザー活動の追跡、設定変更の監視、Claude使用データを既存の管理インフラに統合できるようになります。API は管理・システム活動とリソース活動をログ記録しますが、推論活動は含みません。


Microsoft

Microsoft Foundryに3つの新しいモデルが追加されました。NVIDIA Nemotron-3-Super-120B-A12Bは120Bパラメータで12B活動型のMoEモデルで、100万トークンのコンテキスト対応です。IBM Granite-4.0-1b-SpeechはASR/AST対応の1Bパラメータコンパクトモデルで、5.52%のWER達成。Sarvam-105Bは105BのMoEモデルで10.3B活動型、英語と22のインド言語対応です。これらはHugging Faceコレクションから数クリックでデプロイ可能です。


GitHub Copilot

GitHubアプリがSlack統合を強化し、Slackから直接GitHubイシュー作成が可能になりました。@GitHubをメンションして自然言語で作業内容を説明するだけで、Copilotが自動的に構造化されたイシュー(タイトル、説明、担当者、ラベル、マイルストーン)を生成します。さらに親イシューと子イシューの階層構造作成、Slackスレッド内での対話的な編集、チャンネル単位でのデフォルトリポジトリ設定も可能です。Copilot有効ユーザーなら利用できます。


2026年3月のGitHub Copilotの主な改善点は以下の通りです:

高注目度(ワークフロー変更):

  • PRコメントで@copilotにメンションして直接コード変更を依頼可能に
  • Copilot coding agentが既存PRブランチへ直接pushするように改善され、コンフリクト解消が簡潔に
  • Copilot Memoryがデフォルト有効化(Pro/Pro+ユーザー向け)

中注目度(機能改善):

  • GitHub CLIからCopilotコードレビューを依頼可能
  • PRコメントで使用モデルを選択可能
  • Coding agentの起動が50%高速化
  • セマンティックコード検索機能を追加
  • バリデーションツール設定やActions承認スキップが可能に

このアップデートにより、開発者のワークフローが大幅に効率化されます。


AWS

Amazon Quick が東京リージョンで一般提供開始。キヤノンは Amazon Bedrock と Amazon Q を活用した生成AIハッカソンを実施し、社内課題解決システムを開発。AWS Security Agent の自動ペネトレーション機能やエージェンティックAIによるレガシーシステムのモダナイゼーションなどが紹介されました。また、Agent Plugin for AWS Serverless、Palmyra Vision 7B モデルの提供開始、Amazon SageMaker の強化学習ファインチューニング機能拡張など、複数のサービスアップデートが発表されました。


Google

Google Cloud の第7世代Ironwood TPUは、数兆パラメータのAIモデル向けカスタム設計インフラです。最大9,216チップ搭載Podに対応し、ハードウェアとソフトウェアの統合設計を特徴とします。主な最適化戦略は5つ:①FP8ネイティブサポートでスループット2倍化、②Tokamax高性能カーネルでボトルネック解消、③SparseCore通信オフロード、④VMEM上のメモリ最適化、⑤シャーディング戦略選択。JAXとMaxTextエコシステムを活用し、高速3Dチップ間相互接続と大容量メモリにより、フロンティアモデルの高性能トレーニングを実現します。


GoogleはADK for Java 1.0.0をリリースしました。このフレームワークは、Python、Java、Go、TypeScriptに対応した AI エージェント開発キットです。主な機能は、GoogleMapsToolUrlContextTool などの強力なツール、アプリ全体を管理するプラグインアーキテクチャ、コンテキストサイズを管理するイベント圧縮、人間承認が可能なHITL機能です。セッション・メモリサービス、Agent2Agent(A2A)プロトコルによる異言語エージェント間通信も実装されています。開発者はこれらの機能を活用してスマートなエージェントを構築できます。


論文・その他

AI企業のトップやAI安全研究者が多数出演したドキュメンタリー映画『The AI Doc』についての記事です。サム・アルトマンやダリオ・アモデイなど、著名なAI関係者が出演しており、副題は「終末的楽観主義者になった方法」。監督ダニエル・ロアーは、AI経済全体が「ポンジ・スキーム」に支えられていると考えており、映画はAIの革命性と危険性を同時に描いています。日本での公開を望む声も上がっています。


このO'Reillyの記事は、AI時代のソフトウェア開発における恐怖心への対処法を、登山の経験に例えて説明しています。著者は、AIエージェント革命に対する業界全体の不安について論じ、6つの実践的な教訓を提示しています。それは以下の通りです:①恐れている人の話は聞かない、②意見でなく一次情報を求める、③自分より熱心な人と行動する、④下を見ない(つまり現在に集中する)、⑤新しい道具に投資する、⑥山頂(最終的な目標)を考えるな、です。著者は、多くの技術者がAIについて過度に不安を感じているが、冷静に一歩一歩進むことが重要だと主張しています。


クラウド

Azure

この記事はSpring Cloud AzureでDockerを使用したユニットテストの書き方を解説しています。Azure Storage BlobやService Busなどのサービスに対し、Docker ComposeやTestcontainersを活用してローカル環境でテストを実施できます。Azuriteエミュレータやサービスバスエミュレータを起動し、実際のAzureリソースをプロビジョニングすることなく、コード変更を迅速に検証可能です。本番環境へのデプロイ前に動作確認ができるため、開発効率が向上します。


AWS

2026年3月23日週のAWSアップデートをまとめた記事です。主なハイライトは、Amazon Bedrock AgentCore Runtimeがセッション状態の永続化をサポート、Amazon SageMaker HyperPodがSlurm連続プロビジョニング機能に対応、AWS ParallelCluster 3.15が最新NVIDIA Blackwell GPUに対応したことです。さらにAmazon Aurora PostgreSQLが無料利用枠で利用可能になり、数秒でのデータベース作成が可能になったのが大きな変化。その他、AWS Lambdaのメモリ上限が32GBに拡張、CloudWatch LogsのInfrequent Accessクラスで高度な分析機能が追加されるなど、AI/MLと基本サービスの改良が多く行われた週となりました。


OS

Windows

Windows 11 Insider Preview Build 26300.8142がDev Channelでリリースされました。主な変更点は以下の通りです:管理者保護機能が設定から有効化可能に、タッチパッドの右クリックゾーンサイズをカスタマイズ可能に、タスクマネージャーがNPU使用状況を表示、Windowsプリント保護モードの対応状況がアイコンで表示されるようになりました。その他、アクセシビリティのブレイユ表示に関する不具合が修正されています。これらは段階的にロールアウトされます。


Windows 11 Insider Preview Build 28020.1797がCanary Channelにリリースされました。このビルドは一般的な改善とバグ修正を含んでいます。Canary Channelは不安定で、ドキュメントが限定的な場合があります。新機能は制御機能ロールアウト技術を使用して段階的に配信されます。設定から切り替えを有効にすると最新の更新を優先的に受け取れます。デスクトップの右下にはプレリリースビルドの透かしが表示されます。


Windows 11 Insider Preview Build 29558.1000がCanary Channelでリリースされました。主な更新は、コマンドラインの大幅な改善で、正規表現検索、太字フォント対応、ペースト信頼性向上、インライン画像表示(Sixel形式対応)などが含まれます。Azure Virtual Desktop接続エラーの修正、Settings内の電源オプション設定性能改善、chkdsk コマンドの拡張も実施されました。これらはCanary Channel用の早期開発ビルドであり、最終リリースには含まれない可能性があります。


macOS

AppleがMac用X Window System「XQuartz v2.8.6 Beta 4」を公開しました。このアップデートでは、Apple Silicon MacでX11ウィンドウが黒くなる不具合を修正し、複数の脆弱性に対応するためライブラリをアップデート。さらに、2031年まで有効なAppleの署名証明書で署名されており、今後5年間MacでX Window Systemを使用できるようになりました。


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