EFSとは?
Elastic File Systemの略で、AWSにおけるフルマネージドなNFSサービス。
NFSとは
NFSの特徴を以下に記載します。
- ネットワーク越しにファイルを共有
NFSサーバ上のディレクトリをNFSクライアントがマウントして、ローカルのディレクトリのように扱える - 透過的なアクセス
クライアントはNFSサーバのファイルを自分のローカルファイルのように操作できる - 標準プロトコルTCP/IPネットワーク上で動作し、異なるOS間でもファイルを共有できます
1.主なバージョン
NFSv2(古いが軽量)
NFSv3(大容量ファイルのサポート、非同期書き込みの改善)
NFSv4(セキュリティ強化、ロック機能の改善)
NFSの主な用途として
Linuxサーバー間でのデータ共有
HPC(高性能計算)環境でのストレージ共有
AWSのEFS(Elastic File System)などクラウド環境での利用
EFSの構成要素
EFSは、「ファイルシステム」と「マウントターゲット」という2つの主要な構成要素から成り立ちます。
- ファイルシステム
ファイルを保存するための論理的なストレージ領域
VPC内に作成され、複数のAZにまたがってデータを複製することで、高可用性を実現する。 - マウントターゲット
ファイルシステムへのアクセスを提供するエンドポイント。
各AZにマウントターゲットが作成され、EC2インスタンスはそのマウントターゲットを介してファイルシステムにアクセスする。