はじめに
こんにちは!
この記事では、Microsoft のローコード開発ツールである Power Apps と Power Automate についてご紹介します。
私は業務で作成されたアプリを利用する機会はありましたが、実際に Power Apps や Power Automate を使用して開発を行った経験はないため現在勉強中です。
Power Platform の学習を進めながらと感じたポイントや、両者の違いを初心者視点でまとめてみました。
目次
Power Apps と Power Automate の比較
項目 | Power Apps | Power Automate |
---|---|---|
主な役割 | 画面付きの業務アプリを作る | 業務の処理や通知を自動化する |
操作感 | UIを自由に作れる(ノーコード) | フローチャート形式でわかりやすい |
主な用途 | 入力フォーム、一覧、詳細表示など | 承認フロー、メール通知、定期処理 |
開発の難易度 | Power Fx に少し慣れが必要 | 条件分岐などをGUIで作れる |
Power Apps の特徴
実際に使っていて感じたことや、学習中に便利そうと思ったポイントをまとめました。
- Teams にそのままアプリを埋め込める:利用者が迷わずアクセスできる。
- SharePoint や Excel と連携しやすい:データソースの設定が画面から行えて、SQLなどが分からなくても扱える。
- 画面の自由度が高い:ボタンや入力フォーム、画像などを自由に配置できる。
- Power Fx に少し癖がある:Excelライクではあるが、最初は文法に戸惑うことも。
Power Automate の特徴
- 処理の流れが「線」で見えるので直感的:条件分岐や繰り返しも視覚的に分かりやすい。
- フォーム送信後に承認依頼を送れる:Power Appsと組み合わせて業務の流れを自動化できるのが魅力。
- TeamsやOutlookとの連携が簡単:通知やリマインドの仕組みがすぐ作れる。
- 初期設定がやや多いと感じることも:トリガーや接続の理解が必要。
使い分けのイメージ
使用場面 | 適したツール | 理由 |
---|---|---|
ユーザーが何かを入力する | Power Apps | 画面UIが必要だから |
入力後に承認を回す | Power Automate | フロー処理で対応できる |
定期的なメール送信 | Power Automate | スケジュール設定が簡単 |
過去のデータを一覧表示 | Power Apps | ギャラリーで見せられる |
最後に
Power Apps と Power Automate は、Microsoft 365 と一緒に使うことで業務効率を大きく改善できるツールだと実感しています。
現時点では「利用者」としての経験が中心ですが、これからアプリ開発・自動化フローの構築も学んでいきたいと考えています。
これから学ぶ人や、非エンジニアで「ノーコード開発」に興味がある人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!