はじめに
この記事はRaspberry PiにGitLab CEをインストールするための備忘録です。
環境
- Raspberry Pi5/8GB【RPI5-8GB】
- OS:Linux raspi-5 6.12.62+rpt-rpi-2712 #1 SMP PREEMPT Debian 1:6.12.62-1+rpt1 (2025-12-18) aarch64 GNU/Linux
Raspberry PiでGitLab CEを実行するには、最適な結果を得るために、少なくとも4 GBのRAMを搭載した最新のPi 4が必要です。Pi 3以降など、より低いリソースでGitLabを実行できるかもしれませんが、推奨されません。古いPiはCPUとRAMが不十分なため、パッケージ化されていません。
GitLabバージョン18.0以降、Raspberry Piの32ビットパッケージは提供されなくなります。64ビットのRaspberry Pi OSを使用して、arm64 Debianパッケージをインストールする必要があります。32ビットOSでのデータのバックアップと64ビットOSへの復元については、PostgreSQLが動作しているオペレーティングシステムをアップグレードするを参照してください。
公式ページ1によると、上記の指定があるので、ラズパイのメモリは8GB版、OSはRaspberry Pi OSの最新版を使う。
- 外付けSSD
SSDブートにしているのでUSBタイプの外付けSSDを使用。
スワップの設定
必要であればSwapを追加。
※dphys-swapfileがインストールされてなかったので、以下コマンドでdphys-swapfileをインストール。
sudo apt-get install dphys-swapfile
現在設定されているSWAPファイルのサイズを確認
sudo swapon --show
SWAPファイルのサイズ変更
# 現在システムで使用しているSWAPメモリを中止
sudo dphys-swapfile swapoff
# CONF_SWAPSIZE=4096など←状況に合わせて調整
sudo vi /etc/dphys-swapfile
# SWAPファイルを再作成
sudo dphys-swapfile setup
# 現在システムにSWAPシステムを反映
sudo dphys-swapfile swapon
# 念のため、システムを再起動
sudo reboot
現在設定されているSWAPファイルのサイズを確認
sudo swapon --show
GitLabをインストール
公式ページ2の流れに沿ってインストール。
Docker版もあるが、今回はあえてLinuxパッケージをインストール。
GitLabパッケージリポジトリを追加
コミュニティ版を追加。
curl --location "https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.deb.sh" | sudo bash
パッケージをインストール
EXTERNAL_URLの設定は任意ですが推奨されますとのこと。
設定は後でも変えることができる3ので好みで設定。
sudo EXTERNAL_URL="http://192.168.x.x" apt install gitlab-ce
ダウンロードやインストールの経過が長々と表示されるがエラーが出なかったらOK。
エラーが出た場合、エラーの内容により粛々と対応する。修正・変更後は以下コマンドで変更を反映。
※今回、EXTERNAL_URLにリファレンスの通りhttps://gitlab.example.comを指定してしまったので、インストールの途中でエラーが発生した。
EXTERNAL_URLをラズパイのIPに書き換えて再度インストールしたが、またエラーで止まってしまったので以下コマンドで変更を反映。
sudo gitlab-ctl reconfigure
初回サインイン
GitLabはルート管理者アカウントのランダムなパスワードとメールアドレスを生成し、/etc/gitlab/initial_root_passwordに24時間保存します。24時間経過後、このファイルはセキュリティ上の理由から自動的に削除されます。
ここ4の説明の通り、ルート管理者アカウントのパスワードは24時間で削除されるため、インストールが完了したら速やかに任意のパスワードに変更しておく。
初期ユーザー情報は以下
ユーザー名:root
パスワード:参照 /etc/gitlab/initial_root_password
sudo cat /etc/gitlab/initial_root_password
で初期パスワードを確認。
ラズパイのIPアドレスを指定してアクセス。
やっておくこと
- パスワードの変更
- 初期パスワードを任意のパスワードに変更
- ユーザー名を変更
- 初期ユーザー(root)を任意のユーザー名に変更
- 環境設定
- ローカライズ等、必要に応じて設定する
GitLab Runnerのインストール
arm64アーキテクチャの場合
# Download the binary for your system
sudo curl -L --output /usr/local/bin/gitlab-runner https://gitlab-runner-downloads.s3.amazonaws.com/latest/binaries/gitlab-runner-linux-arm64
# Give it permission to execute
sudo chmod +x /usr/local/bin/gitlab-runner
# Create a GitLab Runner user
sudo useradd --comment 'GitLab Runner' --create-home gitlab-runner --shell /bin/bash
# Install and run as a service
sudo gitlab-runner install --user=gitlab-runner --working-directory=/home/gitlab-runner
sudo gitlab-runner start
