1,000円/月以下のMicrosoft 365, Office365
「Microsoft 365 管理センター」内のサービス購入、比較機能を使って、低価格帯のOffice 365(O365)/Microsoft 365(M365)を並べてみると、何が違うのか非常によくわかりました。(表にある3つの低価格帯系の基本的な共通事項は、Word、Excel、PowerPointといったOffice クライアント アプリがライセンスに含まれないという点です)。
この比較表にある中で外せないなと思うお気に入りは以下です。
- OneDriveの1T Bytes!
- Stream(Teams会議をレコーディングしたり、されたものを観たり、同時にビデオをアップして配信したりする組織内YouTubeみたいなの。Teams会議のレコーディング機能の裏側はStreamですが、M365 Business Basic(BB)でも使えます)
- Power Automate(Flowという旧表記ですが)
- Power Apps(間にスペースが入っていない旧表記ですがw)
- Forms(便利!)
- To Do
- MyAnalytics(集中度合いや誰とコミュニケーションできてるか可視化)
O365 E1とM365 BBはほぼ同等
これらを考えると、O365 E1、低価格帯では本当にバランスいい、と思っていたのですが、昨年ぐらいから?M365 BBでもTeams会議のレコーディング(録画)ができるし、よくよく見てみるとStreamm画面の中にライブイベントもあります...。
ということは、Streamプラン1でできることはほぼできるんでしょう(Teamsのライブイベントは試していません)
では何が違うかですが、サポートレベルが違うようです(E1は24x7)
上手は製品カタログのP16から抜粋しました。カタログの同ページの表によるとO365 E1はハイブリッド展開にも対応しているようです。
それから、組織内の最大ユーザー数は、M365 BBは300人、O365 E1は無制限です。Teams等で利用する、ゲストユーザーはどちらも無制限かと。
(補足1)M365 BBでは管理機能にいけない(?)
O365 E1では以下のような管理モードに移動するスイッチがあります。
Azure ADで該当ユーザーにグローバル管理者のロールを与えてみましたが同じでした。
Microsoft 365 管理センターのすべての管理センターのStreamから起動したところ以下のようなエラーとなりました。
もしかしたら、この点が、O365 E1とM365 BBの違いかもですね。
(補足2)Streamには2種類のプランあり
Streamにはプラン1と上位のプラン2の2種類があります。容量は同じですが、プラン2はより高機能です。プラン2は、Microsoft 365 E5等で使えます。
(補足3)StaffHubは廃止
O365 E1で利用できるアプリに、StaffHubというのがありますが廃止が決まっています。Microsoft StaffHub の廃止 - Microsoft Teams | Microsoft Docs
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免責等
本価格や内容は、2020/05/03時点のものです。またライセンスの詳細の認識が誤っている可能性があります。正式な内容は公式ページ等でご確認ください。
おわりに
私の理解力不足で、各ホームページ、数種類のライセンスガイド、ネットの情報を見ても「よくわからん」というのが正直でしたが、この比較表なら一発で違いがよくわかりました。
そしてStreamの有無も時間の経過で直近はどんどん利用できるようになっています。O365 E1が一番よい、と思っていましたが、本記事をまとめるうちに、M365 BBでいいや、という気持ちになってきましたwww
ライセンスって深くて面白いな~ サブスクリプション時代、楽しい!
それから、4/22のリブランディングで、「Office 365」というのは何でも「Microsoft 365」xxxとなっていくのかと思ったら、一部残っていくんですね~。ちゃんと理解していませんでしたー(反省)。